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2018-04-19
先週の小泉進次郎モーニングセミナーの講師は
AIの研究者、東大大学院准教授の松尾豊さん。
碁、将棋の世界で昨年「アルファゼロ」という人口知能は
数時間の自己学習で今まで最強のAIに勝ったそうです。
人工知能の研究は1962年にスタート、1980年代に第二次
AIブームがあり、ここ数年では「ディープラーニング」に
注目が集まっているそうです。
ディープラーニングはAI自らデータを認識して学んでいき、
例えば犬、猫、狼を画像から選ぶエラー率が2012年に28%だったが
5年で2.3%となり、人間の5.1%を下回るようになったとのこと。
また「眼の誕生」という著書によれば、カンブリア紀に
三葉虫のような眼を持つ生物が出現してから生物が爆発的に
増加したそうで、今後ロボットが眼(認識)を持つ時代になれば
新たな産業の爆発?が予測されます。
そうなればまず農業、建設、食品加工などの業界が大変革し
例えば調理は今はロボットはできないが20年後には世界の
外食産業のバックヤードが自動化されるのも夢ではない。
いま掃除ロボットはあるが、もし片付けロボットができたら
相当高価でも売れる、と松尾さん。今の家電には認識能力がなく、
家事には全てこの能力が必要で凄いマーケットになりそうです。
この分野の研究者が書いた論文の引用ランキングのトップは
約16,000回で、残念ながら日本人最高は412位(M.I.Tの研究者)。
松尾研がその人を引っ張ろうと提示した年俸が5,000万円!
ところが7,800万を提示したグーグルに敗れたとのこと。
さらに驚いたのは30番以内の研究者は数億で大谷投手の年俸並み!
では5番以内は、何と数10億円というから想像を絶する世界です!
このあと登場した小泉さんは「2年前若手が集まった勉強会の
最初の講師が松尾先生だった。政治家にとって経済、社会の勉強は
必要だが、テクノロジーが世界を変えていくことは確実で、その知識
なしには政治家は務まらない」ということでお願いしたそうです。
最後にアマゾン創業者のベゾス氏の言葉「毎日が1日目」を紹介、
彼は社員に「毎日がアマゾンの創業した日だと思ってほしい、
2日目はもう停滞を意味する。」と言い続けたといいます。
日々革新、これから企業も政治も同じなのか、と気づかされました。
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ページ作成日 2018-04-19
2018-03-25
11日の夕刻、ヨハネスブルグからケープタウンに
到着しました。最初に訪れた2013年9月は天気が優れず
特にテーブルマウンテンは上ったものの頂上からほんの
一瞬雲が切れ下界が見えたのみ。今回は天気が良く
360度の素晴らしいパノラマが楽しめました。
次はこれも2度目のカーステンボッシュ植物園に。
季節は冬から春に向かうところで、しかも雨がしばらく
降らずお花は前回ほど見られませんでした。
ケープタウンの水不足は深刻で、1日1人50L以上の
水を使うと5月には完全に渇水するということで
ホテルの浴室もシャワーのみで浴槽は使えません。
ワイナリーのレストランで昼食を取ったあと、ヘレンに
迎えに来てもらい、ツアーと別行動に。彼女はロータリアンで
2014年に来日した際、当家にホームステイしたのです。
カラフルなマレークォーターを通って、元要塞だったという
キャスル・オブ・グッドホープへ。ここは南アフリカでは
最も古い、見ごたえのある建物ですが人影はまばら。
前大統領の管理がいい加減で、調度品も失われたとのこと。
そして私たちはウィルフレッド夫妻のマンションへ。
この夫妻は4年前の来日時に河合さん宅に滞在したのです。
ベランダで美味しいバーベキューディナーをご馳走になりました。
翌日はロータリーのGSEプログラムの団長として5年前に来日、
当家にも滞在したシャーンがホテルまで迎えに来てくれました。
ご主人の運転する車は、まずオットセイが生息するドイカー島から。
約1時間のクルーズでこれほど揺れる船に乗るのは初体験!
ケープ半島南端のケープポイントの入口で車を降りてケーブルカー
に乗り、さらに階段を上がると灯台があり、素晴らしい絶景で
眼下にインド洋と大西洋を分ける喜望峰が見えます。
喜 望 峰
夕刻、シャーン宅にGSEの派遣メンバー3人が集まりました。
ロータリーの縁で日本から遠く遠く離れた地で知合いと再会し
旧交を温められる幸せをかみしめた最後の夜になりました。
テーマ名
ページ作成日 2018-03-25
2018-03-24
午前中サファリを終えた後、ビクトリアの滝に向かい
バスでボツワナからジンバブエに移動。この時ランチに寄った
レストランの建物にとても興味を引かれました。スペースは
どこまでもゆったりとして、調度品も目を引くものばかり。
さてこの滝の水量は世界一だそうで、落水の轟音と共に
水しぶきがまるで豪雨のような場所があり、「滝の観光中
濡れることがあるので雨具や滑りにくい履物を」と案内書に
あったので、持ってきたコートを着たが全身ずぶ濡れに!
それはレインコートではなくウインドブレーカーだったのです。
翌日のヘリコプターからの観光は天候が悪く、ダメかと
思ったら時間ギリギリでOKとなり、空からの素晴らしい
スペクタクルを堪能できて、ここでも幸運を感じました。
この日の午後はリビングストンより空路、南アフリカの
ヨハネスブルグへ到着。翌日の観光は「アパルトヘイト」が
テーマの勉強会といってもよいほどの内容でした。
その要因は現地日本人ガイドの、セミナー講師のような
博識と語り口で、見学した場所もマンデラ元大統領が
住んでいた家と、ヘクター・ピーターソン博物館でした。
ネルソン・マンデラはその反アパルトヘイト運動のため
1964年から1990年まで投獄され、1993年にノーベル
平和賞を受けた翌年、大統領に就任しました。
アパルトヘイト撤廃運動のきっかけの一つが、1976年に
起こった中・高校生のデモと言われ、このとき警官に
射殺された13歳の少年がヘクター・ピーターソンなのです。
1910年、イギリスから独立した南アフリカは黒人を国土の
8%のエリアに押し込める法律を作って人種隔離を始めますが
1994年マンデラ大統領が誕生してようやく撤廃されました。
数年前ロータリーのGSEプログラムで来日した5人のうち
3人が有色人種だったのはその成果なのでしょう。
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ページ作成日 2018-03-24
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