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2025-05-26
秋に行う予定の高校の同期会の会場を確認するため
同級生2人と新橋で待ち合わせをしました。
まず昼食を駅前のニュー新橋ビルの「チャーハン王」で。
そして西口からSL広場を横切って外堀通りを日比谷
方面に向かうと途中に、明治23年創業の建築金物で
有名な堀商店のビルがあります。(昭和7年の竣工)
調べると店舗は4年前に新宿に移転したようですが
幸い建物は解体されず、そのままシェアオフィス
として使用されていました。
その先にある新橋亭。友人が見つけた昭和21年
創業の中華料理店で、10月行う同期会を予約。かなり
先でも結構予約で埋まっていたのにはビックリ!
そのあとまたニュー新橋ビルに戻り、喫茶店を
探して「フジ」という店で一息ついてから今度は
「ビールを飲もう!」と見つけたのが「怪獣酒場」。
ここは「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣を
テーマとした円谷プロが監修した居酒屋なのです!
太平洋戦争の大空襲で焦土と化した新橋駅前地区には
終戦後に闇市が生れ、それが木造長屋形式のマーケット
に変わり、当時は日本最大の規模だったそうです。
その後駅前は開発され、このビルが1971年に竣工。
さすがに2012年頃から再開発の話が始まり、当初の計画
では2023年に建物解体の予定だったのが進んでいない様子。
この“サラリーマンの聖地”とも呼ばれている昭和の遺産
を何とか残す方法はないものでしょうか。
テーマ名
ページ作成日 2025-05-26
2024-12-28
多摩区が発行している冊子に「小沢城址・多摩自然
遊歩道を歩く」という見開きの案内ページを見つけました。
私がこの記事に反応した理由は、もともとJR稲田堤駅
近くの山林約1万坪をかつて当社が所有していたのです!
かつて所有していた山林の一部
案内に従い三沢川の脇から山道に入ると思ったより急斜面で
落ち葉に滑りながら登ると視界が開け「小沢城址」の看板が。
ここに鎌倉時代に築造された小沢城がありました。源頼朝の
重臣の子、小沢小太郎の居城で、戦国時代にかけて幾たびか
合戦の舞台になったそうで、今も物見台などが残っています。
三沢川脇の登り口
私が会社に入った40数年前、この社有地をいかに開発するかに
当社の命運がかかっていました。ただこの広大な土地は道路に
接していなかったことが大きな問題で、一社では難しいので、
フジタ工業が隣接の土地所有者を取りまとめて、共同開発計画
を提案していました。
ただ近隣住民は開発に反対で、緑地保存の請願を川崎市に
出していて、それが認められこの地区はついに保存緑地に!
さて幸運なことに指定された緑地は川崎市が昭和60年から
3年に渡って買い上げてくれたのです!当社はその資金で
所有していた木造賃貸建物を、次々にRC造に建て替えて
賃料収入を増やし、強い経営基盤が出来上がりました。
今はシェアハウスとして賃貸
三沢川側から見た建物
この山林の麓に昭和61年に、ある会社の独身寮を建てて貸し
数年前にシェアハウスに改修したので時々は訪れたのですが
売却した山林は一度も足を踏み入れたことが無かったのです。
高台から見える京王線(下は新宿の高層ビル群)
新宿を望める所で道中初めて人に会い、少し言葉を交わし
こんな道幅の狭い遊歩道を訪れる市民はどれくらいいるのかと
思いましたが、それだけ豊かな自然が保護されていることで
40年を経て川崎市は正しく税金を使ったことを確認しました。
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ページ作成日 2024-12-28
2024-06-25
昨年3月にブログで取り上げた「自由が丘」、大井町線
沿いに商業施設があるというので行ってみました。
「トレンチ自由が丘」というショッピングモールで
大井町線の電車庫が廃止された跡地に2006年に開業。
かつてここあった自由が丘検庫区が1966年に廃止され
その後大井町線の車庫になっていたので、そこにあった
廃レールや枕木がこの敷地内に使われているそうです。
名前の由来は「トレイン+おうち」で、緑豊かな
屋外空間に加えて、居心地の良さそうなラウンジには
カフェやレンタルスタジオがありシェアオフィスに使う人も。
駅のガード下には自由が丘の歴史を示すパネルがあり、
1927年に東横線が開通したときの駅名は「九品仏」で
2年後に大井町線の新駅ができた際、この駅名を譲って
ここに住み自由を重んじる人々が付けたのが「自由ヶ丘」。
戦後は線路沿いに闇市が立ち並び、鉄筋コンクリート造の
自由が丘デパートができて映画館6軒も加わり賑わいを見せ
1980年代には「anan」などの女性誌にファッション・雑貨
の街として頻繁に取り上げられ、全国的にも知られるように。
現在の自由が丘デパート
さて昨年から着手した再開発は、駅前広場の右側エリアの
解体がほぼ終わった状態で、2026年7月完成を目指して
約4,000㎡の敷地に地上15階の、商業施設と集合住宅の
複合施設が完成する予定です。
そのきっかけは意外!二子玉川や武蔵小杉の発展を見て
地元の有力者が、建物の老朽化も含めた街の危機感を感じて
徐々に地域の人達がそれに共鳴し、自分たちで再開発を決心
したそうで、デベロッパーや自治体主導ではなかったのは、
いかにも「自由が丘」らしいと感心しました。
完成予想図
テーマ名
ページ作成日 2024-06-25
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