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2023-08-30
私が小学生の頃、祖父は下新城の地にあった平屋の家を
100坪を超える大きな2階建てに建て替えました。
中は応接間とDK以外すべて和室で畳の数が98帖!その後
私が高校3年の時に隣に家を建て引っ越して同居したのです。
竣工直前の祖父の家
内部の和室
中央が祖父、左端が父
以前の私の家と父(祖父)の家
以前の作業所と倉庫
この敷地は南側が池のある庭、真ん中が住宅で、北側に
会社の作業場と倉庫があって、今回庭の部分を残して
私と娘夫婦の自宅を含む5階建ての賃貸マンションを計画。
賃貸住戸は22、日影規制のため北側は5階から階段状に
下がってきて最上階の床面積は一番少なく住戸も2つ。
その一つは床面積88㎡と並みの分譲マンションより広い
3LDKで家賃も24万円、もう一つの2LDKも19万円。
完成予想図
東側外観
広いバルコニーのあるタイプ
募集を始めるとこの住戸から申込が入って、そのあとも
家賃の高い方から決まっていき、これは最近の傾向で、
前回ブログに書いた「UNFLAT」と全く同じでした。
この賃貸は、部屋で楽器が弾ける「サウンドステージ」と
「ペットケア」の両要素を持ったコンセプトマンションです。
1階共用部の奥に「ペットケアルーム」を設け、専門家が
月1回来て、犬と猫のケアをしてくれます。
エントランス
ペットケアルーム
足洗い場
さてエントランスはとても広く設計されたので一工夫。
まず入口からの壁面には8枚の油絵を掛け、画廊風に。
このほとんどは絵が好きだった父が持っていたもの。
更に奥にあるスぺースは入居者がくつろげる空間にと
父の蔵書を収める本棚を作りその前には大きな革張りのソファー。
これは昔祖父が買ったもので、その脇に当家で使っていた食卓
テーブルを置きました。自分の住戸以外にゆっくり過ごせる
場所がある、というのも賃貸の魅力になればと思っています。
父の家にあったソファーと本
私が使っていたテーブル
テーマ名
ページ作成日 2023-08-30
2023-07-22
社有のある賃貸独身寮は建築から35年が経ち、借主が退去
したのをきっかけに、大きく改修をしました。共同の食堂や
浴室、管理人が常駐するタイプの需要はもうないのです。
私が入社した昭和50年代、当社では木造2階建ての
独身寮を何棟か所有し、賃貸していたうちの1つが川崎市の
高等看護学院寮でした。(看護学院は今は川崎市立看護大学に)
当時の独身寮
この寮をRC造3階建てにすることを川崎市に提案し
1988年に30室の独身寮に改築されました。看護学院が
退出後、日本触媒の寮となり一昨年の解約を機に改修を計画、
設計をピークスタジオに依頼し、提案を受けて食堂・厨房部分を
貸店舗、寮室部分を11室の賃貸住宅としてリノベーション。
外 観BEFORE
外 観AFTER
賃貸のタイプは4つ、元々の6帖の寮室2室を1部屋に
した25㎡の1Kタイプから、5室を1部屋に改造した
2LDKタイプまで11部屋。建物のエントランスはもちろん
オートロックとし、未来空間?のようなデザインです。
玄 関BEFORE
玄 関AFTER
内装は壁構造のコンクリート躯体部分をできるだけ残し、玄関
も区画せず、そのまま土間部分にタイルを張り広く感じるよう
間仕切りも最小限にしました。
水廻りは配管のため20㎝ほど床を上げ、リビング部分も
床から段差を付けたので建物名も「UNFLAT」に。
入居者を募集して初めに申し込みが入ったのが一番広い
家賃も一番高い173,000円の2LDKタイプで、そのあとも
広い住戸から決まっていきました。
店舗は青森が本店のお菓子屋さんが入ることになり、
工房カフェでここのスイーツを提供できる日が早く来れば
と期待しています。
店舗の入口
テーマ名
ページ作成日 2023-07-22
2023-06-26
当社で約2か月前にオープンさせた「工房カフェ」。
内装の装飾の一部として壁面にアートを架けたいと
以前から考えていました。
まず入って左奥の長い造り付けのソファの上部は
近代建築の巨匠と言われている、フランク・ロイド・ライト、
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエの
代表作ともいえる作品の写真で全て私が撮ったもの。
当社では顧客向けの建築視察ツアーを今まで2回開催
しておりその時の写真で、最初は2014年のアメリカ視察で
ピッツバーグ郊外のライトの名作「落水荘」を見学。
2度目は2018年のフランス・スペイン視察ツアーで
パリではコルビュジエの「サヴォア邸」、バルセロナでは
ミース設計の「バルセロナ・パビリオン」を訪れました。
私は壁面に複数の額付き写真を掛けているレストランを
知っていて、当社のカフェも同様にしたいと考え
結果としてこのような3巨匠の作品が並びました。
そして反対側の壁面はどうするか、私が思い浮かんだのは
以前から懇意にしている建築家でした。彼はいまは画家としての
活動に力を入れているので、コンクリート打放しの壁にマッチする
ような作品をアトリエを訪れ、4枚譲っていただきました。
村田眞一さんと
入口すぐ左のテラス席にあるのは障がい者の描いたアート。
2019年私は川崎市が主催する障がい者アート展のことを知り
入札で作品を取得できるのでそれ以降何枚も手に入れたのです。
先日、アーティストやご家族がわざわざ来店されたと聞いて
今後も眠っている作品の展示方法を考えていきたく思います。
「Colorsかわさき展」
テーマ名
ページ作成日 2023-06-26
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