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2023-03-30
先日、久しぶりに自由が丘へ。きっかけはペルシャ絨毯の
閉店セールの広告が新聞1面に載っていたから。建築中の
新居のダイニングテーブルの下に敷くものを探していたのです。
「自由が丘」でまず連想するのは「モンブラン」という
老舗の洋菓子店。私が小さいときクリスマスシーズンに
なると、モンブランのデコレーションケーキを毎年届けて
くれる方がいて、包装紙の東郷青児のイラストと共に
私の幼年時代の思い出の一つになっていました。
閉店した「モンブラン」
絨毯の店に行く前に、暫くぶりでモンブランの前を通ると
先月末で閉店して近くに移転したとの貼り紙が…。
自由が丘の駅前は再開発の計画が動き出していることは
知っていましたが、絨毯の店の閉店もそのためです。
移転した「モンブラン」
自由が丘は大学へ行く途中の乗換駅で、また映画好き
でしたので、若い頃は武蔵野推理劇場という今はない
商店街の奥にあった名画座にずい分通いました。
自由が丘駅ができたのは1929年。名前はその前に開校
していた自由が丘学園から取ったとのこと。この学園の
幼稚園と小学校を引き継いで出来たのがトモエ学園で
同園出身の黒柳徹子の「窓際のトットちゃん」で一躍有名に。
駅前広場は程よい広さで、取り囲む建物も4階建てくらい。
隣の田園調布駅はホームが地下化されて(かろうじて
駅舎は地上に復原)周辺も大きく変化していく中で
こじんまりとした雰囲気を保っていたこの街もついに…。
中学入学から約15年通勤、通学に使った東横線は、渋谷と
武蔵小杉以外は、昭和の時代の雰囲気を今に残している駅が
多かったのですが、やはり時代の流れに抗うことは難しい?
テーマ名
ページ作成日 2023-03-30
2023-02-23
先週地元の新城小学校で、私以下5人の社員が富士通の
社員ほかと一緒に6年生110人とのイベントに参加しました。
70年前に開校した時、校舎の施工は当社が行いました。
開校時表彰される創業者・市川重太郎
現在の校舎
主催はNPO法人キーパーソン21、代表は朝山あつこさん。
彼女は既に本を出版していてそれによるとお子さんが
中3の時「ボクは高校に行かない」と言い出したことが
きっかけで団体を設立し、子供の心の中にある好きなこと
「わくわくエンジン」を引き出すプログラムを全国で行ない
今まで独特のプログラムを受けた子供は5万人以上!
壁に貼られた私のプロフィール
この日は先ず「おもしろい仕事人がやってくる!」と題した
私の講演からスタート。自分の生い立ちから、会社の紹介、
社員に何を求めるか、その行動の元となる私の「わくわく
エンジン」は「自分の感じ方を大切にしながら、相手と喜びを
分ちあうこと」と児童とのやり取りを交えながら話しました。
私は子供の頃特にやりたい仕事はなく、親が経営する会社に就職。
でも今の仕事にはとても満足している。それは会社の最終目的が
「お客様の笑顔、よろこびを作る会社」だからと説明。
教室でのプログラムは「すきなものビンゴ&お仕事マップ」。
クラスを4人ずつグループ分けし、その1人に私たちが加わり
ビンゴの用紙に好きなこと、好きなものを順番に書き入れます。
次に「ワクワクする仕事ベスト3」を選びその理由を書いてから
自分の「わくわくエンジン」を探します。最後の「お仕事マップ」は
好きなことを中央に書いて関連する仕事をできる限り書き出します。
これで子供たちに好きなことを仕事にできることを発見させます。
終了後あるスタッフから「仕事ベスト3」に「ジェクト」と書いた
子供がいたことを聞き驚きました。私の話を聞いて“面白そうな会社だ”
と思ったとすれば、この日少しは役に立てたか!と嬉しくなりました。
テーマ名
ページ作成日 2023-02-23
2023-01-25
年が明けても“アートの追求”に終わりはなく、
まず正月休みに訪れたのは丸の内にある「三菱一号館美術館」。
旧建物は1894年に三菱地所が丸の内に初めて建てた洋館で
設計はジョサイア・コンドル。一度解体されたあと2010年に
復元・再建築され、美術館として開館しました。
この日はヴァロットンという19世紀末にパリで活躍した
画家の木版画を鑑賞。独特な視点で当時の人々の様々な生活
シーンが黒一色で生き生きと表現されていました。
14日夜は知人のジャズコンサートが六本木であったので
始まる前に東京ミッドタウンにある「サントリー美術館」へ。
1961年、サントリーの佐治社長が丸の内に開設し、その後
2007年には再開発されたミッドタウン内に移転しました。
所蔵品は日本の古美術が主で、12~1月は京都・智積院の
名宝を特集。江戸初期の絵師、長谷川等伯の国宝「松に秋草図」
屏風や明治生れの日本画家、堂本印象の独特の画風にも惹かれ
ました。印象自身が開設した美術館も京都にあるとのこと。
長谷川等伯
堂本印象
更にミッドタウンの敷地内にデザインミュージアムがあることを
最近知り、しかもその設計者は安藤忠雄!以前ニューヨークでの
イサム・ノグチ展で三宅一斉、安藤、ノグチが顔を合わせた祭、
ミュージアムの必要性で意見が一致、後年三井不動産の協力で
「21_21 Design Sight」が2007年に再開発地域に誕生しました。
いつもは行かないミッドタウンの高層ビルの裏手に細長い公園
があり、一番奥に独特のコンクリートとガラスで構成されている
ほぼ平屋の建物が見えてきました。クリストとジャン=クロードが
行ったパリ・凱旋門を布で覆うプロジェクトの展示でしたが
それを含めて美術館自体が“アートそのもの”に感じました。
テーマ名
ページ作成日 2023-01-25
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