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2025-01-28
24日の深夜、羽田からインドへ旅立ちました。
インドへは3回目ですが、今までいずれも南部地方で、
イギリスの知人夫妻と現地で落ち合い廻ったものです。
今回は北部をめぐる旅行会社のツアーに参加し、まず
首都のデリーに降り立ちました。日本からの添乗員はなく
空港には現地人のガイドが出迎え1週間を共にしました。
まずフマユーン廟へ。ムガル帝国第2皇帝フマユーンの死後
王妃が壮麗な霊廟を建設、1565年に完成したもの。早朝で
人はまばらで霧が晴れず、それもあって幻想的な雰囲気です。
午後空港からウダイプールに飛んで、今回ツアーの大きな
目的の、ピチョラ湖上に浮かぶホテル、レイクパレスへ。
(国内便なのに空港での手荷物チェックの厳しさに閉口)
ここは1746年に夏の宮殿として建てられ、専用ボート
でしか行けない特別な空間です。到着したあと、再び
ボートに乗船して湖を周遊。下船後、中庭でインド独特の
民族楽器の演奏と踊りを鑑賞、最後はお客も踊りの輪の中に。
翌朝、家内がヨガをリクエストして屋上へ。このとき見た
まだ明けきらない湖畔の風景は何とも言えないものでした。
ホテルから対岸の壮大なシティパレスへ。ウダイプールの
王族は、他の地域の王族が「マハラジャ(藩王)」と呼ばれ
るのを「マハーラーナ(武王)」と呼ばれて別格に扱われた
のは、ウダイプールがインド共和国の発足まで、ムガル帝国
やイギリスから独立を守り通したからとのこと。
内部に入ると大理石と御影石を精緻に加工して作られた
壁面装飾の部屋がどこまでも続き、眼下の景色も最高!
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ページ作成日 2025-01-28
2024-12-28
多摩区が発行している冊子に「小沢城址・多摩自然
遊歩道を歩く」という見開きの案内ページを見つけました。
私がこの記事に反応した理由は、もともとJR稲田堤駅
近くの山林約1万坪をかつて当社が所有していたのです!
かつて所有していた山林の一部
案内に従い三沢川の脇から山道に入ると思ったより急斜面で
落ち葉に滑りながら登ると視界が開け「小沢城址」の看板が。
ここに鎌倉時代に築造された小沢城がありました。源頼朝の
重臣の子、小沢小太郎の居城で、戦国時代にかけて幾たびか
合戦の舞台になったそうで、今も物見台などが残っています。
三沢川脇の登り口
私が会社に入った40数年前、この社有地をいかに開発するかに
当社の命運がかかっていました。ただこの広大な土地は道路に
接していなかったことが大きな問題で、一社では難しいので、
フジタ工業が隣接の土地所有者を取りまとめて、共同開発計画
を提案していました。
ただ近隣住民は開発に反対で、緑地保存の請願を川崎市に
出していて、それが認められこの地区はついに保存緑地に!
さて幸運なことに指定された緑地は川崎市が昭和60年から
3年に渡って買い上げてくれたのです!当社はその資金で
所有していた木造賃貸建物を、次々にRC造に建て替えて
賃料収入を増やし、強い経営基盤が出来上がりました。
今はシェアハウスとして賃貸
三沢川側から見た建物
この山林の麓に昭和61年に、ある会社の独身寮を建てて貸し
数年前にシェアハウスに改修したので時々は訪れたのですが
売却した山林は一度も足を踏み入れたことが無かったのです。
高台から見える京王線(下は新宿の高層ビル群)
新宿を望める所で道中初めて人に会い、少し言葉を交わし
こんな道幅の狭い遊歩道を訪れる市民はどれくらいいるのかと
思いましたが、それだけ豊かな自然が保護されていることで
40年を経て川崎市は正しく税金を使ったことを確認しました。
テーマ名
ページ作成日 2024-12-28
2024-11-12
バースは2世紀ごろ、ローマの支配下で温泉の街が発展。
ローマ軍が撤退した後、再び脚光を浴びるのは18世紀で
貴族や裕福な階層の温泉保養地として再開発されました。
ローマ時代に建てられた浴場跡「ローマン・バス」は、
ファサードがまるで神殿のような造りで、まだ温泉が湧き
出していて、少し薬の味がする温泉水を試飲できます!
続いてロイヤルクレッセントへ。ここは18世紀にできた
半円形の集合住宅で、ブルジョア向けの別荘として建てられ
1階に玄関戸がありその上が3層、地下1階の住居30戸が
横に連なるテラスハウス形式でした。
次のストウヘッドは以前読んだ世界の庭園図鑑に載っていた
とても美しい写真に魅せられて、リクエストしたものです。
1717年、成功した銀行家が建てた大邸宅の地は1,100ha!
代々造園に熱を注いたのですが、今はナショナルトラストの管理に。
風景の中心になる湖は、川をせき止めて作ったとのこと。
ここに架かる石橋は独特の趣を醸し出し、向う岸のローマ
神殿風の建物を見通したショットはまさに絵のような絶景!
湖に沿って曲がりくねった小道を歩くと古風な建物が点在し、
穏やかな湖面と紅葉しかけた樹林を組合せた風景に唸りました。
入口の右奥にあるパラディアン様式の大邸宅内部も見学。
ロンドンに戻る途中、車窓から見えたストーンヘンジ。
最後の夜は以前ロータリーの交換学生として高校時代1年
ブラジルに派遣された女性が、公務員になったあとちょうど
ロンドン大学に留学中で食事を共に。成長した姿を確認しました。
最終日はバッキンガム宮殿、国会議事堂などを見てロンドンで
過したのは半日、次回はゆっくり街を歩きたいものです。
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ページ作成日 2024-11-12
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