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2018-09-23
4年前にF・L・ライトの落水荘やニューヨークの
不動産事情を視察するツアーを行いましたが、今回は
コルビュジエ、ガウディなどの建築の視察を企画しました。
出発の1週間前から気になった台風は西へそれて、4日の
午前10時半に成田を発ち、パリ経由でバルセロナへ現地時間の
午後7時半に到着。関西空港はこの台風が直撃し大変なことに。
私も初めて訪ねるバルセロナ、翌日はアントニ・ガウディの
設計したグエル公園とザグラダファミリアを見学しました。
1852年生れのガウディは装飾性などフランスの「アール・ヌーボー」
と共通点があり、スペインでは「モデルニスモ」と呼んでいます。
グエル公園はガウディの支援者のグエルが山の手に60戸の宅地
造成を計画し、その中央広場などの設計をガウディに依頼しました。
ただ販売は失敗したのですがバルセロナ市が買い取り、公園として
残ったのは私たちにとって幸運でした。
サグラダファミリアの着工は1882年。最初の建築家が辞任したあと
実績のない31歳のガウディが抜擢され、生涯を聖堂の建設にかけ
ガウディ没後100年の2026年に完成予定です。混んでいて
素晴らしい彫刻やステンドグラスはあとから写真で堪能しました。
バルセロナの郊外にあるグエル教会は1908年に着工しましたが
サグラダファミリアの方が忙しくなり、半地下の聖堂部分のみで
地上の教会部分は未完成のまま終わりました。
この日はモンタネールの設計によるサン・パウ病院も見学。
6つの病院が統合され400×400mの敷地に1902年から
30年にかけて48棟の建物が建設され、2009年まで病院として
使われていたとのこと。敷地の広大なことと、すべての建物を
建て替えることなく保存しているのは驚きました。
1893年バルセロナ生れの画家、ミロの美術館は1975年築。シュール
レアリスムの自由な画風にふさわしいデザインで、建物の内外に
展示された絵画や独特のオブジェをゆっくり見ることが出来ました。
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ページ作成日 2018-09-23
2018-08-30
当社では金沢の株式会社クラスコから賃貸リノベの
「リノッタ」を3年前に導入、昨年は中古マンションの
買取り再販のシステム「カウリノ」に加盟しましたが
新しい形の店舗を運営している、との情報を得たので
見学することにしました。
これは2年前にオープンした、クラスコ横川店で
現地に行くと横に長い建物に驚かされます。もともとは
楽器販売店だった建物を買い取って、内外装を
リニューアルした、とのこと。
この店のコンセプトは「住まいと暮らしのアイデア
セレクトショップ」。430㎡の店舗は、不動産仲介部門と
家具・雑貨販売部門が半分ずつ使っていました。
仲介部門のカウンター
仲介部門の内装もユニークなもので、真ん中に
バスタブの置いてあるガラス張りのバスルームが設置され
これが不動産店舗と思う人はまずいないでしょう。
雑貨スペースには、ニュージーランドのバスソルトや
ハンドローション、ハワイのココナッツオイルから
デンマークの食器や調理器具、リフォーム関係の
書籍コーナーまでありました。
一番奥にあったのは、DIYができるスペースで
クラスコの小村社長が一度当社の「中原工房」を見学
されたことがあり、もしかしたら参考にされたのかも。
ここで月1,2回ワークショップを行うそうです。
これを統括しているのが「クラスコデザインスタジオ」。
所属する16人の社員は設計部門とプロモーション部門に別れ
陳列されている商品はこの部門で選定したとのことでした。
このショップは入居者や地域の人たちの暮らしが潤うセンスの
良い品々を提供するのが目的ですが、長い目で見てCRASCOの
企業イメージのアップに繋がることは間違いありません。
クラスコ本社前で
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ページ作成日 2018-08-30
2018-08-16
夏休みに入ってからどこかで美味しいものを
ということで渋谷区松濤の「シェ松尾」でランチを
取りました。家内の少し早い誕生祝も兼ねて・・・
井の頭線で渋谷の次の神泉駅から歩いて5,6分、高級
住宅街の真ん中に位置するイギリス人の設計による邸宅を
レストランに改装し、昭和55年にオープン。もともとが
洋館のせいか、壁の風景画がとてもいい雰囲気を醸し出し
中庭も素敵ですが、さすがにこの暑さで利用する人はいません。
食事の後、花崗岩の外壁が特徴的な白井晟一設計の
松濤美術館の前を通り、再び電車で隣の駒場東大駅で降り
東大の教養学部のはずれを歩いて駒場公園へ。このエリアは
奥渋谷(オクシブ)とも呼ばれていることを初めて知りました。
ここは前田侯爵の屋敷跡で、昭和4年に洋館、翌年に
和館が完成し、戦後は米軍に接収され連合軍司令官の官邸など
として使われていました。洋館は残念ながら改修中で
見学できたのは和館のみ。
広い床の間や違い棚、付書院、美しい障子、縁側に座ると
風がとても心地よく、池に遊ぶ鯉や石灯篭を眺めて飽きることが
ありません。またお客が少なかったせいか事務の人が
板戸に描かれた絵や茶室を案内してくれました。
そのあと代々木上原駅に向う途中、井の頭通りを左折して
小田急線のガードをくぐると高い塔が見えてきました。
これが東京ジャーミイ・トルコ文化センターです。
どうしてイスラム教の人たちの寺院がここにあるのか?
歴史は戦前までさかのぼり、ロシア革命を逃れて日本に来た
トルコ人が礼拝の場所を求め、昭和13年に日本政府も
協力してできたのが東京回教礼拝堂で、これを平成12年に
今のものに建て替えたのでした。
東京はいろいろな文化が混在していることも他にはない
大きな魅力の一つです。
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ページ作成日 2018-08-16
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