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2019-12-20
私たちのロータリークラブの3回目のまち歩きは
多摩区の生田緑地です。調べてみると何と昭和16年に
都市計画決定された緑地で、エリアには日本民家園、
岡本太郎美術館、青少年科学館、桝形山広場のほか
藤子不二雄ミュージアムなども含まれます。
民家園本館(入口)
民家園の開園は昭和42年。きっかけは麻生区にあった
「伊藤家」が横浜の庭園に移築されることを市の職員が
聞きつけ、それが生田緑地に古民家を集めることに発展し
今では全国の民家24棟が移築・復元されています。
当社では昭和43年の旧三澤家の復元工事を皮切りに、
水車小屋などを含む8軒の工事を施工、平成3年には
入場口を兼ねた本館工事(木造風なRC造)を請け負いました。
旧 原家
民家園の入口で待ち合わせて入園すると、すぐ右手にある
旧原家住宅に入館。明治末期に小杉に建てられたこの豪壮な民家
の棟梁は私の本家の登代次郎、副棟梁が私の曽祖父の
清次郎。平成3年に当社が解体、復元を担当したのです。
旧 三澤家
また初めて施工した旧三澤家は長野・伊那市の宿場で薬屋を
営んでいた建物の復元でした。翌昭和47年には三重県・
志摩半島の漁村にあった「船越の舞台」を復元。
回り舞台の床下も見学でき、昨年は民家園50周年を記念する
コンサートがここで開かれました。
床下の回転装置
記念コンサートの模様
私たちは敷地一番奥のこの舞台を見学後、岡本太郎美術館の
カフェで昼食を取りました。そのあと蒸気機関車等が置いてある
中央広場に出ると、やっと家族連れの姿を見つけましたが、
園内は閑散としていて、これだけ自然に恵まれ魅力的な観光資源を
このままにするのはもったいないと、市民の一人として感じました。
岡本太郎美術館
中央広場
テーマ名
ページ作成日 2019-12-20
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