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2025-01-29
シティパレス観光後、午後空港からアグラヘ飛び、
そこからバスで4時間揺られてホテル着。翌日には
これも今回ツアーの目的の一つ、タージ・マハルへ。
ここは宮殿ではなく霊廟。ムガル第5代皇帝シャー・
ジャハーンが、王妃が死亡したあと霊廟を建設し1653年に
完成したもの。その皇帝も息子に幽閉されて、妃の隣に
葬られ、その後も親族の墓地として使われたとのこと。
昼食後、ムガル第3代皇帝アクバルが居住した赤砂岩で
できた宮殿、アグラ城を見学。
その夜Kalakriti劇場で「タージ・マハル物語」という
インド風ミュージカルを鑑賞、皇帝がいかに王妃を
熱愛し、その死を嘆いたかをうまく表現していました。
5日目はホテルを出てバスで250kmを5時間かけて
ジャイプールへ向い、山の上にそびえ立つアンベール城へ。
築城が始まった16世紀はここがアンベール王国の首都で
その後、藩王の名を取ったジャイプールに遷都しました。
そのジャイプールの旧市街を散策。街路は整然と区画され
建造物はピンク系が多いので「ピンクシティ」とも呼ばれ、
街を歩くと3階建て建物が連なり、1階には衣料品を中心に
生活雑貨などの店舗が並び、さらに果物などを売る屋台・
リヤカーが行き交い、雑然とした風景が続きます。
ガイドによるとインドは富裕層が5%、中流が70%、貧民
が25%で、屋台などの物売りは25%に入るとのこと。
また国全体ではGDPが今年は何と日本を上回り世界第4位
になると予測され、人口は14億2800万人で一昨年中国を
抜いて世界一になりました。
観光で巡った宮殿、霊廟、街、郊外の様子を見ていると
そのことが想像できません。最新のインド情勢を理解する
には、別の観点からの視察をする必要があるようです。
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ページ作成日 2025-01-29
2025-01-28
24日の深夜、羽田からインドへ旅立ちました。
インドへは3回目ですが、今までいずれも南部地方で、
イギリスの知人夫妻と現地で落ち合い廻ったものです。
今回は北部をめぐる旅行会社のツアーに参加し、まず
首都のデリーに降り立ちました。日本からの添乗員はなく
空港には現地人のガイドが出迎え1週間を共にしました。
まずフマユーン廟へ。ムガル帝国第2皇帝フマユーンの死後
王妃が壮麗な霊廟を建設、1565年に完成したもの。早朝で
人はまばらで霧が晴れず、それもあって幻想的な雰囲気です。
午後空港からウダイプールに飛んで、今回ツアーの大きな
目的の、ピチョラ湖上に浮かぶホテル、レイクパレスへ。
(国内便なのに空港での手荷物チェックの厳しさに閉口)
ここは1746年に夏の宮殿として建てられ、専用ボート
でしか行けない特別な空間です。到着したあと、再び
ボートに乗船して湖を周遊。下船後、中庭でインド独特の
民族楽器の演奏と踊りを鑑賞、最後はお客も踊りの輪の中に。
翌朝、家内がヨガをリクエストして屋上へ。このとき見た
まだ明けきらない湖畔の風景は何とも言えないものでした。
ホテルから対岸の壮大なシティパレスへ。ウダイプールの
王族は、他の地域の王族が「マハラジャ(藩王)」と呼ばれ
るのを「マハーラーナ(武王)」と呼ばれて別格に扱われた
のは、ウダイプールがインド共和国の発足まで、ムガル帝国
やイギリスから独立を守り通したからとのこと。
内部に入ると大理石と御影石を精緻に加工して作られた
壁面装飾の部屋がどこまでも続き、眼下の景色も最高!
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ページ作成日 2025-01-28
2024-12-28
多摩区が発行している冊子に「小沢城址・多摩自然
遊歩道を歩く」という見開きの案内ページを見つけました。
私がこの記事に反応した理由は、もともとJR稲田堤駅
近くの山林約1万坪をかつて当社が所有していたのです!
かつて所有していた山林の一部
案内に従い三沢川の脇から山道に入ると思ったより急斜面で
落ち葉に滑りながら登ると視界が開け「小沢城址」の看板が。
ここに鎌倉時代に築造された小沢城がありました。源頼朝の
重臣の子、小沢小太郎の居城で、戦国時代にかけて幾たびか
合戦の舞台になったそうで、今も物見台などが残っています。
三沢川脇の登り口
私が会社に入った40数年前、この社有地をいかに開発するかに
当社の命運がかかっていました。ただこの広大な土地は道路に
接していなかったことが大きな問題で、一社では難しいので、
フジタ工業が隣接の土地所有者を取りまとめて、共同開発計画
を提案していました。
ただ近隣住民は開発に反対で、緑地保存の請願を川崎市に
出していて、それが認められこの地区はついに保存緑地に!
さて幸運なことに指定された緑地は川崎市が昭和60年から
3年に渡って買い上げてくれたのです!当社はその資金で
所有していた木造賃貸建物を、次々にRC造に建て替えて
賃料収入を増やし、強い経営基盤が出来上がりました。
今はシェアハウスとして賃貸
三沢川側から見た建物
この山林の麓に昭和61年に、ある会社の独身寮を建てて貸し
数年前にシェアハウスに改修したので時々は訪れたのですが
売却した山林は一度も足を踏み入れたことが無かったのです。
高台から見える京王線(下は新宿の高層ビル群)
新宿を望める所で道中初めて人に会い、少し言葉を交わし
こんな道幅の狭い遊歩道を訪れる市民はどれくらいいるのかと
思いましたが、それだけ豊かな自然が保護されていることで
40年を経て川崎市は正しく税金を使ったことを確認しました。
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ページ作成日 2024-12-28
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