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2018-02-28
先週末、「カルッツかわさき」の吹奏楽コンサートに
行ってきました。2013席の大ホールを持つこの建物の
正式名称は「川崎市スポーツ・文化総合センター」で、
昨年10月にオープンしたものです。
ここは1956年に開館した川崎市体育館があったところで
この体育館は各種スポーツはもちろんプロレスも盛んに
行われ、「女子プロレスの聖地」とも呼ばれていたとか。
旧川崎市体育館
「カルッツかわさき」にスポーツと文化の両方の名が
付けられているのは、川崎市体育館と教育文化会館(教文)の
両方の機能を有しているからです。
「教文」は1967年に、産業文化会館(産文)という名で
誕生した市内最大のホールで、今でも「カルッツかわさき」の
斜め向かいにあり、私の成人式(1974年)はこの会場でした。
教育文化会館
「カルッツ」と「教文」
また1989年、私が初めて市民合唱団に加わり第九を歌った
のもこのホールで、2004年に「ミューザ川崎」ができるまでは
クラシックのコンサートもここで行われていたのです。
私は昨年秋ここで行われた定時制高校の弁論大会を聴きに
久しぶりに訪れましたが、「カルッツ」ができたこともあり
その大ホール部分は3月末で半世紀の歴史の幕を閉じます。
昔の思い出深い建物が次々と消えていく中で、教文は
次の計画が白紙なので、その懐かしい姿は暫くそのままに。
さてJR川崎駅はこのところで改札口が一つ増えました。
これまでは東口と西口を結ぶ自由通路のみだったのが
先月東京寄りに新しく北改札ができて、「駅ナカ」にも店舗が出現、
京急川崎駅や川崎市役所が少し近くなりました。
西口にラゾーナ川崎ができたのが2006年、それから駅周辺に
次々と施設が建てられ変貌していく川崎ですが、その決定版は
既に解体された市役所の新庁舎で、2022年完成の予定です。テーマ名
ページ作成日 2018-02-28
2018-02-09
台湾から来たアレン君のホームステイもあとわずか、
先週末一泊旅行に連れて行きました。
宿泊は、会社が加入しているリゾートトラストが
昨年湯河原に新設した「エクシブ湯河原離宮」。
できれば箱根に寄ってから行こうと思っていたところ
前日からの雪で無理なことが分かり、先に熱海へ行き
昨年リニューアルが終ったMOA美術館を見ることに。
入場口から高台にある美術館エントランスまで
何度も乗り継ぐエスカレーターには驚かされました。
その分、館内から見下ろす相模湾周辺は絶景です!
所蔵品の中の白眉、国宝の尾形光琳の「紅白梅図屏風」は
文化庁の規定もあり梅の時期に60日しか公開されません。
真ん中を独特な模様の水流が占め左右に梅が配置された構図は
大胆で、左の白梅の幹はほとんど隠れていて見えません。
また屋外には約400年前に京都に建てられた光琳の屋敷が
彼自身の手による図面をもとに、復元されていました。
さて熱海でもう一か所見学したのは「起雲閣」。
大正8年に財界人が建築した別邸を同15年、東武鉄道社長の
根津嘉一郎が購入し徐々に敷地を拡大。終戦後に所有者が変わり
旅館「起雲閣」を開業、谷崎・太宰等の作家にも愛されたものが
平成11年に廃業、翌年熱海市が買い取って保存が確定。
3000坪の敷地に築100年近い和風、洋風の建物が点在し
私はこの一つ一つから、かつて第一級の保養地として栄えていた
当時の熱海を実感しました。
ここを跡にして湯河原離宮へ。明治創業の「天野屋旅館」が
経営不振でリゾートトラストに売却、有形文化財にも指定された
建物が取り壊され、都心の最新の外資系ホテルのようなテイストの
施設として生まれ変わりました。
これが東京の奥座敷、湯河原の盛衰の象徴か、と思うと同時に
熱海の例のような保存は難しかったのかなと考えました。
かつての天野屋旅館
テーマ名
ページ作成日 2018-02-09
2018-01-17
当社では地域に向けた大きなイベントを年2回
4月末の「コンクリート祭り」と8月初旬の
「夏休み工作教室」を継続的に行っています。
このほか「中原工房」では定期的にさまざまな
木工中心のワークショップを開催していますが
先週末ここで行った「もちもちファーム」のような
イベントは初めてでした。
内容は新春の親子での餅つきとそのお餅の販売と
ハンドメイドの雑貨販売やワークショップです。
地元の女性がいろいろな手工芸品を制作・販売
しているMONOMOMO CRAFTというグループは
リフォームスタジオ内に5種類の商品を並べました。
この会は“ミスタービルド中原”の菅原さんを
中心に家庭でものづくりを行っている仲間が集まって
昨年から少しずつ活動を始めています。
自宅の電気炉でガラス工芸品を制作し、ネットでも
販売しているcoldecoの大西さんの大皿や置時計は
とてもユニークで素敵なものです。
また梶ヶ谷で一昨年開店したシラハト商店の関口さんは
出張して自家焙煎のコーヒーを淹れてくれました。
リフォームスタジオは中原街道に面していて、ここでの
催しは通りから中原工房に抜けられるメリットがあります。
工房のスタジオではいくつかワークショップが行われ
中でもローソクを溶かしてつくる“スイーツキャンドル”に
人気が集まり、終了時間を過ぎても制作が続いていました。
今回感じたのは地元の“ハンドメイド作家”の多いことと
口コミで聞きつけて来場する人の多いこと。概略の集計では
来場者は250名を超えたようで、特にお金をかけて広告を
しなかったので集客が心配でしたが、杞憂に終わりました。
このように地元作家の協力を得た催しを定期的に行いたく思います。
テーマ名
ページ作成日 2018-01-17
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