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2017-05-26
川崎中原ロータリークラブはこの5月で創立30周年を迎え
先週末記念イベントが行われました。福田川崎市長を迎えた
式典の後の記念講演は、衆議院議員の小泉進次郎さん。
小泉さんの話は、父親純一郎氏の選挙区がかつて横須賀と川崎
だったので「川崎から何か頼まれたら断ってはいけないぞ」と
言われていたと皆を笑わせるところから始まりました。
戸張クラブ会長のあいさつ
福田市長のあいさつ
彼は最近「こども保険」を提唱していますが「0歳児からの
活動報告会」を開催しているそうです。参加者800人中子供が80人。
演説中赤ちゃんが泣いても平気な雰囲気を作ったとのこと。
これはどんな場面でも子供が一緒にいることが普通の世の中にしたい、
という考えの現れで、ロータリーの例会も家族が皆で参加できる
ようにしてみては、と私たちに提案しました。
中学生のとき親子三者面談があり、先生が「クラスでリーダーシップ
を取るようお父様からも言ってください」と言ったとき、父親は「私は
進次郎はそのままでいいと思います。私も父親が政治家だったから
分かるんです」と自分が言いたかったことをそっくり言ってくれた。
子供は愛されていることが分かると自己を肯定し自信が生まれる。
そして日本の少子化については、これからAIが益々開発され
人の代わりをしていく。インドのように人口増で国民にどう
仕事を与えるか悩む国に比べればやりようはあるというのです。
彼はとてもポジティブで日本の将来を懸念する私は考えが変わりました。
最後に彼はある町内会の新年会で「成人式」があり、新成人が
参加していたことを紹介。これは地域社会に新世代が入る
セレモニーで、その逆の「入社式」つまりリタイアした人を
地域社会で受け入れるセレモニーを地域でやってみてはと提案し
老いも若きも参加しやすい地域を作っていきたいと締めました。
進次郎氏の声はとてもクリアで話も具体的で分かり易く約170人の
聴衆の心をつかみクラブ会長が最後に「早く総理になってください」
とエールを送りましたが、そう願う人は少なくないでしょう。
そのあと祝宴で私たちは震災支援ソング「花が咲く」を合唱。
30年前に29人でスタートした我がクラブは、ピークは会員が
50人を超えましたがその後20人まで減少。最近の増強活動が
実りこの日は同じ29人で迎えました。私は次の30年に向かって
再出発する日が良い形で終えられたことに安堵しました。
台湾から参加した4人のロータリアンと
直近入会した3人の新会員
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ページ作成日 2017-05-26
2017-05-08
連休に久しぶりで軽井沢に行きました。おそらく学生時代
2,3度行った以来で今回のきっかけは数少ないクラシック
ホテルの一つ、万平ホテルに泊まりたいと思ったこと。
軽井沢に新幹線が通ったのは1998年の長野冬季五輪の
前年で一昨年、金沢まで開通しました。乗ってしまえば
東京・軽井沢間は1時間10分ほどの近さです。
駅を降りると南口には広大なショッピングセンターが
ありました。ここは元ゴルフ場を新幹線開通に合わせて
再開発したものなので広いはず、芝生や水辺も楽しめます。
万平ホテルは駅の北側の軽井沢本通りを右に折れて進むと
別荘地帯のまん中にありました。1894年(明治27年)
外国人向けの宿として佐藤万平が開業して、現在の山小屋風の
本館「アルプス館」が建てられたのは1936年です。
私たちが泊った「ウスイ館」は古い部屋を再現した感じで、
寝室がガラス障子戸で仕切られたとても落ち着ける雰囲気。
夕食は本館のメインダイニングで。折上げ格天井と
壁のステンドグラスがマッチし、お料理もスタッフの対応も
クラシックホテルの名に恥じないレベルでした。
ここから旧軽井沢通りに出る途中に室生犀星の記念館が
ありました。金沢出身の犀星は昭和6年に建てたこの旧居で
毎夏を過していたそうで、約90年前の文豪の住宅がそのまま
残っているのは軽井沢ならでは、ではないでしょうか。
そのあと訪ねた旧三笠ホテルは明治39年の創業で、政財界の
重鎮や外国人客で賑わっていたのに昭和45年には閉館とのこと。
高度経済成長時代、人々は新しいものにのみ価値を見い出し
古いホテルに行かなくなった、とは考えたくありませんが・・・
建物だけでも残っていればよしとするか、使われていなければ
価値がないと考えるか?いずれにしても軽井沢には歴史的な建物が
他より残っていることが分かり、再訪の目標ができました。
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ページ作成日 2017-05-08
2017-04-20
台湾に初めて行ったのは昭和63年、当社では
その頃からタイルや建具などの建築資材の輸入を始め、
これまで資材購入ツアーに何度か参加しました。
最後に行ったのは平成10年の秋、これは法人会青年部の
ツアーで、その時はたまたま台北に駐在していた私の
高校の同級生と会うことができました。
それ以来19年ぶりに川崎北ロータリークラブの松波会長
から誘われて訪台しました。松波さんは仕事で毎月のように
台湾を訪れていて、今回ツアーを組んだとのことです。
12日の夜成田を発つと、3時間半で台北着です。
翌朝、戦争で亡くなった英霊を祀る忠烈祠での衛兵交代を
見物しましたが、以前はこんなに人がいませんでした。
次は故宮博物館。ツアーガイドはとても説明がうまく
また2月末から写真撮影がOKになったことは幸運でした。
中でも1本の象牙から親子3代にわたって彫られたという
すべて別々の24層の球体はいつ見ても唸ってしまいます。
午後は郊外の九份へ。ここは「千と千尋の神隠し」の舞台
ともいわれるレトロな町で、坂道の両側に日本ではまず
見られない様々なお店が連なり、飽きることがありません。
3日目は101タワーに上った後、中正記念堂で再び衛兵交代を
見ましたが、これはとてもいい観光資源だと感じました。
台北で最も古い龍山寺は神仏混交で台湾の寺院では普通だそうです。
どこへ行っても観光客が多く、今回街の活気を特に感じました。
中正記念堂
龍 山 寺
最後の夜は以前から交流がある台北のロータリアンと会食。
10人の仲間と共にとても暖かく迎えてくれました。
そのうち4名は来月私のクラブの30周年式典に参加予定です。
外国を旅して現地の人と交流ができると、その国自体の印象も
違ってきます。そんな旅をこれからも続けられれば幸いです。
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ページ作成日 2017-04-20