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2020-07-30
約40年前閉園した多摩川園のことを前回書きましたが
この遊園地に行って遊んだ帰り、何回かに1度は親が
東横線で渋谷まで食事に連れて行ってくれました。
場所は東横デパートの大食堂と、もう一つはセンター街
の中にあった「渋谷食堂」。3階建てくらいで各フロアが
違う種類のレストランだったのを覚えています。
今までこのことを人に聞いても知っている人がいないので
ネットで検索してみると、さすがに場所が分かりました。
それは渋谷西武の並び、ロフトの向かいのビルで
その地下一階の中華“白凰”とイタリアンの“Ventuno Tokyo”が
私の知る「渋谷食堂」を継承していたのです。
先日都内に出た折りにイタリアンの方へ立ち寄りました。
小さい時の経験をスタッフに話すと、閉まっていた扉を開けて
別の部屋を見せてくれ、そこには昔の写真が掛けてありました。
さらに事務所から年配の人が出てきて、頂いた名刺を見ると
宮川さんという監査役。昭和42年に就職し、一時会社が九州まで
出店したときはそのお店にも勤務した、と話してくれたうえ
会社の歴史を綴ったファイルを見せてくれました。
創業者、高木三九郎が一旗揚げようと新潟から出てきて
この地に開業したのが昭和元年。その後、1年に1店舗の
ペースで出店したのが戦争に遭遇して終戦後は8人で再スタート。
私が記憶している建物は昭和32年に完成したもので
10年後には建て替えられて「万葉会館」という名前に。
さらに平成10年に今の建物に改築され、平成14年には
宮川さんが4代目の社長に就任したことが載っていました。
この秋、ビルにはIKEAが入るとのことで、私の記憶にあった
「渋谷食堂」は貸しビル業としても渋谷に名を遺すことでしょう。
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ページ作成日 2020-07-30
2020-06-29
東横線で多摩川を渡ると「多摩川駅」。旧名称は
「多摩川園前駅」。駅前に1925年に開園した遊園地が
あったからです。親によく連れられて来た多摩川園の
1979年の閉園の日、私は最後の様子を写真に収めました。
その後できた高級テニスクラブはバブル崩壊後の2000年
に閉園。住宅としては素晴らしい立地なので、その後どんな
開発がされるのか電車でこの駅を通るたびに気になって
いましたが、意外にも最終的に2008年、大田区立の公園に。
名称は「田園調布せせらぎ公園」このことを知ったのは最近の
ことで遅ればせながら初訪問。高台の住宅地側の入口から入ると
運動場があり子供たちがサッカーに興じていました。ここは確か
遊園地からリフトで上がれた広場だったところです。
駅方向に下りる途中に小さな滝が…。「東京名湧水57選」
の表示がありうまく高低差を活かして造園したのでしょう。
テニスのクラブハウスだったところは休憩所となり、
その前面は湧水を利用した和風の庭園になっていました。
せせらぎ公園を後にして駅の反対側の「多摩川台公園」へ。
区立の公園になったのは1975年、春は桜の名所としても知られ
当社でも以前ここでお花見をしたことがありました。
今の季節はアジサイ。特に入口から階段を上がったあたりが
見事で、これだけの数のアジサイを一度に見たのは初めてかも。
その先には水生植物園(浄水場跡)があり、親子連れが
池一面に広がったスイレンを楽しんでいました。
ここは武蔵野台地の最南端に位置し、亀甲山古墳ほか
8基の古墳群も見られます。このように駅の両サイドで史跡と
自然を楽しめるところは、私の知る限りほかにありません。
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ページ作成日 2020-06-29
2020-05-18
週末の休みでもまだ繁華な場所へ行くことはできず、
歩ける範囲というと小杉方面は2度ほど散策したので
今回は、溝ノ口駅方向を目指しました。
まず江川のせせらぎを新城駅方向へ。途中で左折すると
すぐ新作に入り、第3京浜をくぐると末長、そして
溝ノ口に近くなると町名は久本に変わります。
そして右手に現れた洗足学園の斬新な校舎の横を通って
信号を左折すると、坂を上がってすぐのところにあるのが
左右にライオン像が鎮座する「フィオーレの森」のゲート。
時おり利用した中央広場の先にあるイタリアンレストランは
この度閉店。ゲートすぐのフレンチレストランの右奥方向は
普段行かないのですが、石段を上ってみるとミニカー専門店や
セレクトショップ、ブティックが軒を連ねていました。
さらに小高い丘を縫うように急坂を昇り切ると現れたのは
19世紀ヨーロッパ風とでも表現するしかない建物と、その中に
入っているカフェテリアでした!
これは「パレス・ド・レオナール」という賃貸マンションで
カフェはオーナーのお嬢さんが運営している「星のサロン」。
新緑溢れるオープンテラスで味わうサバランと紅茶は格別で
ここが溝ノ口駅から歩いて数分の場所とは到底思えません。
テラスから入ったので帰りはマンションの廊下から出口へ
向かいましたが、エントランスはひと時代前の雰囲気に満ちた
調度品が揃えられ、見事に一つのコンセプトで貫かれています。
このような豊かな自然に囲まれ、一瞬日本にいるのを忘れさせる
テイストの住環境は、東京圏でもなかなか見つからないでしょう。
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ページ作成日 2020-05-18
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