「HTSⅢ期計画」原　武文様｜ジェクト株式会社（旧川崎組）｜川崎市中原区の総合建築会社・不動産業・リフォーム増改築

今回のご依頼は３年前、中原区で不動産経営をされている原武文さんから「長年賃貸していた上小田中にある会社の寮の契約が終了するので活用を考えたい」というご相談を受けたことがきっかけです。

原さんは老朽化した寮を取り壊し、跡地に通り抜けの道路を新設して賃貸物件を建てたいとお考えでした。

「ジェクトの市川社長とは30年以上前、当時はまだなかった農協の青年部をともに立ち上げた仲で、古くから親交があります。お互いの子どもたちがまだ小さかった頃の冬、ジェクトの蓼科山荘に家族で遊びに行ったことがありました。子どもの一人が風邪で留守番をしていたので、雪とつららを発泡スチロールの箱に詰めてお土産にした思い出があります。法人会の海外研修ツアーにもよく一緒に参加しました。今回の計画を相談すると、営業の方が設計の担当者と連携して、熱心に対応してくれました。何より会社全体で取り組んでいるという熱意が伝わってきたため、ジェクトさんにお願いすることにしました」と原さんは依頼の理由を話してくださいました。

賃貸物件は４棟建てることになり、費用が比較的抑えられる戸建て住宅「ユニキューブ」をご提案しました。２０２２年8月にⅠ期工事として通り抜け道路の新設と２棟（Ａ・Ｂ棟）が完成し、２０２３年8月にⅡ期工事の２棟（Ｃ・Ｄ棟）が完成しました。

Ｃ・Ｄ棟は「時代に即した多様なニーズに応えられる賃貸にしたい」という原さんのご希望を受け、ペット飼育可に不動産管理もジェクトにご依頼いただきました。不動産部では、ペット飼育可の建物を数多く扱ってきたノウハウがあり、ペット審査を行うことも可能です。また、Ａ・Ｂ・Ｄ棟は車1台分の駐車場付きですが、Ｃ棟は駐車スペースが広く、台数の制限はありません。

担当者との距離感の近さが魅力

原さんは複数の物件をお持ちのため、改築・改修を計画的に行っています。今回の案件に続き、既存の集合住宅２棟の外部改修工事もご依頼いただきました。「改修工事の担当者も、こまめに状況を報告してくれるので満足しています。経年劣化で雨漏りしそうな場所を見つけると、足場を組んでいるのだから一緒に直したほうがいいですよ、などと提案してくれるので助かります。なかなか先々を考えた助言ができる業者は少ないのです。ジェクトさんは担当者との距離感の近さがいいですね。打ち合わせたことは細かいところまで社内で情報共有されていると感じます」


常に最新のトレンドを勉強
原さんは、農業の傍ら会社の寮などを経営していたお父様が体調を崩したのを機に20年間勤めていた会計事務所を退職、不動産経営に専念するようになりました。前職の経験は、今も役立っているとおっしゃいます。近年は長男の茂久さんと不動産の管理をされていて、お二人で見学会にも参加します。

「新しい物件を建てたりリノベーションをしたりする際には、必ず５～６社の見学会に足を運びます。借り手から選ばれるためには、常にデザインや設備の最新のトレンドを知ることが大切です。知識は一朝一夕では身につきませんから、息子には『とにかく勉強あるのみ』と伝えたいですね」と、後を継ぐ茂久さんへの思いを語ってくださいました。