お客様インタビュー長戸コーポレイション㈱ 代表取締役 長戸はるみ様 / 取締役 長戸隆彦様
きっかけは中原工房 コラボイベントも開催
青空に映える外壁と赤地に白抜き文字の館銘板。
今年2月、中原区下新城に竣工したメゾネット賃貸住宅「N-STREET」は、
まるで海辺のカフェのような外観です。
「新築工事をお願いするのは今回が初めてでしたが、ジェクトさんとは以前から地域活動を通じてお付き合いがありました」と笑顔で話されるのはオーナーの長戸はるみさん。代々下新城にお住まいの長戸家は長男の隆彦さんで7代目、ご自宅近くにマンションやシェアハウスなど多数の物件を所有されています。
工事のご依頼をいただいたきっかけは4年前、所有する賃貸物件の室内リニューアルや家具などをご自身で手がける隆彦さんに、ジェクトのお客様である石井秀和様が中原工房を紹介してくださったことが始まりです。
「プロ仕様の工具を使えたり、専門的なアドバイスをもらえたりする中原工房に魅力を感じ、定期的に通うようになりました」と隆彦さん。2019年には中原工房とのコラボイント「NT-1 = Happytime」を開催し、入居者やたくさんの地域の皆さんにご参加いただきました。
随所に光るオーナーのこだわりと遊び心
2年前、所有する築40年のアパートの建て替え計画が持ち上がり、ジェクトはメゾネットタイプのパッケージプランを提案、設計から施工、賃貸管理までのご依頼をいただきました。
「私のモットーは設計や施工を任せきりにせず、一緒に考えて作ること。ジェクトさんは設計、施工、不動産の皆さんが一丸となって、『カリフォルニアの一軒家』という私のイメージをうまく形にしてくれました」という隆彦さんは、高校時代から10年間、カリフォルニアで暮らした経験があります。
N-STREETには、そんな隆彦さんのこだわりや遊び心がいたるところに光っています。
象徴的なのが「入居者同士のコミュニケーションの場にしたい」と作られた共用部のウッドデッキ。耐久性を考え、横浜大桟橋と同じ木材「イペ」を採用しました。ウッドデッキからは隣の公園が見え、開放的です。
また、隣接する自宅との境に小さなボルダリングウォールを設置し、入り口からカラフルで楽しい空間になりました。
「値段が抑えられるパッケージプランでも、これだけ個性的な物件ができあがり満足です。私のコンセプトを気に入ってくださった方がすぐに見つかり、完工翌日には全室入居が決まりました」と隆彦さんは話してくださいました。
「将来は自宅も建て替えてN-STREETに溶け込ませ、この一帯をひとつのコミュニティにしたいですね」と、隆彦さんは夢を語ってくださいました。