市川社長のブログ
近隣清掃
- 2008年2月28日 12:41
当社では毎週金曜日の始業前に、会社の近隣の清掃を行っています。
昨年までは会社の建物の周囲を月に1回行っていたのを、
今年から週に1回に変更し、武蔵中原駅前広場からそれに続く大きな道路まで
範囲を広げて実施しています。
清掃をしてみると、駅の周辺は飲食店舗が多い割にはきれいで
大きなごみや紙くずはそれほど落ちていないことが分かりました。
落ちているごみのナンバーワンはタバコの吸殻。
禁煙のエリアが増えたせいでしょうか?
タバコを吸う人は減っているはずなのに・・・
また最近気がついたのは、ガムが多いこと!
これは道路面にこびりついているのでタバコより始末が悪いのです。
噛んでいるものを道路にポイ捨てする神経が分からない・・・
中原街道とT字路にぶつかっている道路があり
その両角は当社で数年前に施工した8階と10階建ての建物です。
今年からこの道路まで清掃範囲を広げましたが
ここは普段清掃している人がいないのか、昨年落葉したと思われる落ち葉が
道路の側溝にたまって堆肥状態のまま固まっていました。
私たちの仕事は新しく建物を完成させさせることで、いままでは
完成した後に美しい建物と調和する周辺の環境整備は範囲外でしたが
清掃をしてみて初めてそれではいけないことが分かりました。
建物は工事が完了したところからその本来の機能がスタートするという基本を
再認識して、私たちの仕事としてできることを考えていきたいと思います。
(社長)
ゴミ置場に捨てられたクッション
川崎市の人口
- 2008年2月21日 09:09
2007年の川崎市の人口動向が発表になりました。
それによると前年より27,050人増えて約137万3千人です。
この数字は1972年に川崎市が政令指定都市になってから
年間では最多の増加数だそうです。
内訳は出生から死亡を引いた自然増が5,842人で
転入から転出を引いた社会増が21,208人、また
7区全区で転入が超過で、日本全体では人口減少の時代に
川崎では全市でまんべんなく人口が増加していることが分かります。
7区の中で最も人口の多い区は当社がある中原区で約22万人。
平成13年にそれまでトップだった宮前区を抜いてから7年連続。
一世帯あたりの人数は2.01人とこちらは7区の中では最少で
一人暮しの世帯が多いことを示唆しています。
世帯といえば日本全体で人口の伸びはゼロになっても
世帯数は増加し続けているのをご存知ですか?
2000年から2005年までの5年間で、日本の人口は85万人しか
増えていませんが、世帯数は約3倍の250万世帯も増加しています!
これは「夫婦と子からなる世帯」が減少して「単独世帯」や
「夫婦のみ世帯」が増えているためです。核家族が社会の中心となり
今後人と人とのつながりがますます希薄になることが予想されます。
地球の裏側へ行くことは容易でも、隣の人の考えを知ることは難しい
ような、奇妙な国になって欲しくないと願うのは私だけでしょうか?
(社長)
裁判員制度って、なに?
- 2008年2月12日 20:09
「裁判員制度」という言葉を、ほとんどの方が聞いたことがあると思いますが、実際はどのようなものなのでしょうか?裁判、というと私は映画好きなので、どうしても「12人の怒れる男」という映画を思い出してしまいますが、これはアメリカの陪審制度を描いたもので、裁判員制度というのはそれとは違うもの、というくらいの知識しか私にはありませんでした。
先週、たまたま裁判員制度による模擬裁判を見学する機会に恵まれました。この裁判では裁判官が3人に対して、市民から選ばれた裁判員は6名。検事や弁護士が被告や証人に尋問をした後、裁判員にも質問をする機会が与えられます。終了後評議に入りますが、最後に有罪か無罪かの評決を裁判官、裁判員全員による多数決で行います。
アメリカの陪審制では陪審員の全員一致の評決が求められるので、この辺が一番違うように思いました。また裁判員制度はすべての裁判で適用されるのではなく、対象は殺人罪などの重大な事件の場合に限定されるようです。
なぜ、今裁判員制度なのか、については現状の司法制度は制度自体の不備はないものの、司法が国民から遠い存在になっている、また国民の方も面倒なことはお上に「丸投げ」しておいた方が気楽、といった意識があり、主権在民の民主国家としては将来に向けてこのまま放置しておけない、という議論の中から国民の裁判への参加という方法が選択されたのです。
私個人としてはこのような考え方に賛成で、政治もそうですが「誰かがやってくれるだろう」ということでは決して世の中は良い方向には行かないと思います。もし、裁判員に選ばれることがあったら積極的に参加してみませんか?
(社長)
橘中学校校舎落成式典
- 2007年12月 2日 18:58
きょうから師走に入りました。
そして、きょうから我がHPで当社スタッフによる
ブログがスタートしますのでよろしくお願いいたします。
まず一番手として代表取締役の私から始めさせていただきます。
きょうは、川崎市立橘中学校の校舎落成記念式典に出席し、
工事の施工者として感謝状をいただいてまいりました。
壇上から見た生徒たちは、全員が整然と着席して式典を見守り、
司会役の生徒たちもきびきびとした動きで式を進行させ、
すがすがしい印象を見るものに与えました。
また校舎内を歩いているときも、生徒の大半が私たちに
次々に大きな声で挨拶したのは、想定外の驚きでした。
式典も終りに近づいたところで「全校合唱」というプログラムがありました。
会場の体育館の後ろに高さ1mくらいの指揮台が設けられ、
全校生徒が回れ右をすると、その中から男子生徒が進み出て壇上にあがり、
彼の指揮で合唱が始まりました。
初めて聞くその曲名は、合唱組曲「未来への決意」から「決意」。
これは司馬遼太郎が、唯一子供のために書いた「21世紀の君たちへ」
というエッセイがもとになっているそうです。
”今私たちはあなたの残したものを受け継いで 未来の一歩を踏み出す
みどりの地球にあまねく 平和と幸せを届けるために”
と結ばれるこの曲は、混声合唱の非常に美しいハーモニーにのせて、
自然を大切にすること、優しさを失わないこと、互いを認め合うことなどが
一人の生徒の見事な指揮のもとに表現され、それが聞くものの心を打ち、
式典の最後にふさわしいクライマックスを迎えました。
この曲に込められた要素を、歌の上だけではなく
一人ひとりが胸の中に秘められた「決意」として生涯育んでいって欲しい
と願いながら、校舎をあとにしました。
(社長)
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