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市川社長のブログ

未来をのぞく住宅展

  • 2008年9月10日 07:51

先週末、2日間にわたり横浜そごうのホールで
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(A・S・J)の「未来をのぞく住宅展」を
当社を含む神奈川の5スタジオ合同で開催しました。

開催の告知はJR線や東横線の車内の中吊り広告が中心で
そのような方法で集客ができるのか実は心配していたのですが
2日で約250組のお客様が来場され、16名の新進気鋭の建築家が
模型や写真パネルを使い各々の作品の設計コンセプトなどを説明して
成功裏に終了することができました。

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当社は京浜川崎スタジオとして約1年前にA・S・J(全国の建築家と施主を
各地のスタジオを通して結びつけるネットワーク)に加盟して
住宅展を今までに3回開いてきましたが、合同イベントは今回が初めてです。

私はときどき海外に行って成田空港に戻ったとき、他国に比べ
空港の建物の細部にまで神経が行き届いたデザインにいつも感心します。

また私たちの身近にある、例えば電化製品や携帯電話のような
工業製品の形状や質感も年々すばらしく洗練されてきています。

どこの国の空港にしても製品にしても
日本ほどデザイン性の優れているところはない
というのが私の意見ですがどうでしょうか?

それに比べると今まで住宅の建築に関しては
価格や設備や間取りなど実用的なものの方が
デザイン性より優先順位が上だったのではないかと思います。

今後、家を建てる世代が若くなるほど
建築デザインに対する関心が高くなることを想定し
当社でも定期的に建築家との住宅展を開催して
このような要望に応えていきたいと思います。

(社長)

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終の棲家

  • 2008年8月31日 16:06

先日、お客様のお見舞いに
よみうりランドの「慶友病院」に伺いました。
ここのリーフレットには
「お預かりしたら最期まで、私たちはもっとも住み心地の良い
『終の棲家』を目指します。」とあります。

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この病院の本院は昭和55年に開院した青梅慶友病院で
数年前に創業者の大塚院長のお話をセミナーで聞く機会がありました。
テーマは「老人病院の顧客満足の追求」です。
ここは病床800床に対し、クチコミで700人が入院を待っている
とのことでした。

病院を作るきっかけは友人の母親の入院先を探してほしいと頼まれ
色々探してやっと見つけた病院に行ってみたところ
入院している老人の扱いが悲惨な状況だったこと。
このとき、自分の親を安心して預けられるような老人病院を作ろう
と強く決意したとのことです。

とはいっても持っている資産は何もありませんでした。
たまたまある農協で地主さんにそんな話をしたところ
じゃあうちの土地を使ってみれば、ということから始まったそうです。

「質の高いサービスの実現」を病院運営の目標に掲げ
日常できることは、病院の中で何でもできるようにするということで
お酒はもちろんOK,著名な料理人を招いての食事会なども
定期的に行われます。

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いくつかの病棟ごとの看護士の責任者には毎月180万円を渡して
これをお客様の要望やサービスに使い切ることを義務づけている
という話には本当に驚きました。

また大塚院長は「100-1=99ではなく0」と強調しました。
一つの失敗で全部を失ってしまうこと・・・
これはまさに狭い地域内で営業活動を行っている当社に
そのまま当てはまる言葉だと受け止めました。

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お客様から病院の最上階にある180度展望がきく素敵なレストランに
お茶のお誘いをいただきました。ここにはグランドピアノが置いてあり
ミニコンサートがたびたび開かれるそうです。

「高台なので多摩川の花火のときは最高だった」と
満面の笑みを浮かべてお客様はお話になり
その様子を見ているご家族の表情も安堵に満ちていて
大塚院長の掲げた「顧客満足の追求」の目標は
十分達成していると感じました。

(社長)

東京の休日

  • 2008年8月22日 13:24

当社の一斉の夏休みは14日から17日で
今週はまだ時期をずらして休んでいる社員が何人かいますが
私の夏休みはいつも「安・近・短」と決っています。

まず、海や山の宿泊施設はハイシーズンの特別料金で
道路は渋滞、どこへ行っても家族連れで混雑しているので
行くことはありません。
ということで私にとっては「都内」が意外な穴場。

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近年外資系の高級ホテルが相次いでオープン
その一つの最上階のレストランから丸の内のオフィス街の灯りや
眼下に広がるうっそうとした皇居の森を見ながら
ゆったりとした気分で食事をするのも
贅沢な休日の過ごし方の一つです。

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丸の内から足は銀座方面へ、目指すのは
4丁目交差点近くの「山野楽器」本店です。
地下1階から7階までの半分はCDなどの音楽、映像ソフト売り場で
私は音楽なら何でも聞く方なのですが
特にクラシック関係のソフトが充実していて重宝しています。

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私は数年前まで音楽ソフトというと
それこそ学生時代からから秋葉原の「石丸電気」が
品揃えと丁寧な接客態度が他の店を圧倒していて
ある時期、入り浸り状態だったことがありました。

山野楽器の創業は古く、明治25年にピアノやオルガンの製造販売を
始めたのがスタートで、現在は都内を中心に全国数十個所で
楽器、音楽ソフトの販売や音楽教室を運営しています。

私も多少成長して?秋葉原を卒業できたので
中年オタクにならないで済んだといったところでしょうか。

(社長)

SOFFIO

  • 2008年8月10日 15:48

あざみ野駅から東急のスポーツガーデンに行く途中には
瀟洒な住宅が軒を連ね,豊かに成長した街路樹の並木道は
典型的な田園都市線の高級住宅街といった風景です。

そんな住宅街の真ん中に、この度イタリアンレストラン
「SOFFIO」が誕生、その内外装工事を当社で施工いたしました。

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もともとは和風の料理店だった建物を、ある大阪の会社が買い取り
改装デザインをアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)に依頼し
大阪の建築事務所が選ばれ設計を担当ました。

「ASJ」とは、デザイン性の高い住宅を希望する建築主に
ここに登録している多くの建築家から
日本全国にあるスタジオ(施工を担当する会社)を通して
最も適したデザイナーを紹介するシステムを運営する組織で
当社も昨年、ASJの「京浜川崎スタジオ」として加盟しました。

施主と設計事務所が大阪、工事場所が横浜ということで
全国に展開するASJの組織力がいかんなく発揮され
施工は工事現場に比較的近いスタジオ、つまり当社に
声がかかったのでした。

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印象的なガラス張りのエントランスを入り
オープンな厨房を左手に見ながら進んでいくと
無垢のフローリングにゆったりと白い椅子が配置された
落ち着いた感じのダイニングスペース(約50席)があります。

先日のプレオープンでは私も友人を誘い
3,500円のコースを堪能させていただきました。
この味でこの値段、そしてスタッフの感じの良い応対。

特に開店のための広告は行わないとのことですが
周辺の奥様方のクチコミでこのお店の噂が広まっていくのは
時間の問題だと思いました。

(社長)
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夏休み工作教室

  • 2008年8月 2日 17:28

今日、当社主催で近所の子どもたちを対象とした
夏休みの工作教室が開催されました。
これは平成12年から継続している
ささやかな地域に対するお礼の催しです。

作るものは、木工工作やタイルを使ったモザイクレリーフなど
あらかじめ3つのメニューを用意していて
事前に申し込みをしてもらいます。

猛暑にもかかわらず、今回は朝9時には
55組、100名以上の皆さんが当社の倉庫に
集まりました。

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原則保護者の同伴をお願いしていますが
母親だけではなく、父親の姿もチラホラ見え
釘の打ち方やノコギリの使い方を自ら手本を見せて
普段仕事にかまけて不足気味の家族サービスの挽回に?
汗だくになっている姿はほほえましいかぎりでした。

当社の社員も多少お手伝いをするのですが
あまり上手すぎても、夏休みの宿題としてどうなのかな
と思わないでもありません。
でも親が手伝いをしてかなり立派なものを提出する児童は結構多くいて
上手すぎて恥ずかしい、どころではないそうなので
このくらいでちょうどいいのでしょうか?

そういう私も、思い出してみれば小学校のときに
父親に手伝ってもらい、というかほとんど作ってもらった
建物の模型のようなものを出したことがありました。

さらに中学校の時には、英語の手紙の宿題を
通訳をしている知人のお父さんに書いてもらったり
志賀直哉の感想文の宿題は、国語の先生をしていた叔父に頼んで
それは立派なものができ、二重丸で返って来たり・・・

「夏休みの宿題」という言葉は
セミの鳴き声や扇風機の涼風といった夏の風物詩と一緒に
遠い昔の、何となく切ないような感情をよみがえらせてくれる響きがあり
かつて自分も子どもだったときのことを
今日はなつかしく思い出しました。

(社長)

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