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市川社長のブログ

川崎の魅力

  • 2009年1月27日 10:36

建築家との家づくりをめざす催し、第5回目の
「未来をのぞく住宅展」をミューザ川崎の企画展示室で
先週の土日2日間にわたって行いました。

アメリカ発の世界的な経済危機の真っ只中のこの時期
お客様がどの程度来場されるのか懸念していたのですが
結果は予想に反して?今までではいちばん来場者が多く
たいへん良い形で終了することができました。

理由はよく分かりませんが、
昨年秋以降、報道などで消費マインドが冷え切っていたのが
新しい年になって気分が一新して
「計画していたことはこのへんでやってみよう」という
気運が出てきた現われなのかともと思います。

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また会場の「ミューザ川崎」の立地の魅力も寄与しているのかも?
10年位前までは考えられなかったことですが
私たちの住宅展に寄ってから「川崎の街をブラブラしようか」
という行動パターンも今では十分あり得ることです。

というのは2006年秋に三井不動産が東芝の事業所跡に
大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」をオープンさせ
川崎駅の西口の風景を全く変えてしまったからです。

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「ミューザ川崎」のオープンは、その2年前の2004年7月で
これも最初に、川崎にクラシック中心の2000席の専用ホールができる
と聞いたときは、お客さんが本当に集まるのかと正直心配しました。

しかし開場してみると、初年度の音楽ホールの利用率は
97%と驚くような数字で、「音楽の街・川崎」というキャッチフレーズも
嘘っぽく響かないぐらい、川崎は変ってきたなという思いを強くした
記憶があります。

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さらにその前には東口にあった西武百貨店が撤退し
どうなることかと思いましたが、意外にもヨドバシカメラが進出
以降、私は秋葉原に行く必要がほとんどなくなり
今ではまるで昔から川崎にあった店のようにピッタリした感じです。

川崎の街の魅力に後押しされて?年明け早々
いいスタートが切れてホッとしているところです。

(社長)

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琉球太鼓とスチールパン

  • 2009年1月19日 14:08

先週、私が属している「たちばな経済研修会」の
新年会があり、その余興として出演した
二つのグループのことについて紹介します。

まず初めが、勇壮な琉球太鼓の演奏で
それを演奏したのが「川崎ダルク」のメンバー。

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このグループは薬物依存症に悩む人たちからなり
「川崎ダルク支援会」というNPO法人が
依存症克服のためのグループホームを
川崎市内で運営しています。

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演奏が進むにつれ演奏者と、聞いている私たちとの
垣根が取り払われ、両者一体となって太鼓をたたき
手首で独特のリズムを取るあの沖縄の踊りを楽しみました。
このような形で他人とのコミュニケーションを図ることも
リハビリに役立つとのことです。

その次に登場したのが「パン・ポップ・パラダイス」という
洗足学園の学生とOBからなるグループのカリビアン音楽です。

スチール・パンという、ドラム缶から作られた
音階を持った心地よい澄んだ音色の打楽器が中心で
有名な「ラ・バンバ」ほか、聞いているだけで
体が動いてしまうような音楽です。

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それを、ほとんど飛んだり跳ねたりしながら
演奏するメンバーたちを見て
私たちも座っていることができなくなり
みんなで会場を踊りながら行進したのでした。

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去年CDデビューを果たし、溝口を拠点として活動している
このグループを今後応援していきたいと思います。

(社長)

「好況よし、不況さらによし」

  • 2009年1月 7日 19:20

2009年(平成21年)が静かに明けました。
この一年すべての人が健康で心穏やかに
過ごせるよう心より祈念いたします。

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昨年は本当に経済環境が激変した年でした。
金融危機に端を発して、あのビッグ3といわれる
世界の巨大自動車メーカーまで経営危機に陥ったアメリカ。

日本でも不動産業など前年最高益をあげた企業が
次々に破綻し、年末の株式市場は年初に比べて42%と
戦後最大の下げ幅を記録し終了しました。

世界的な経済混乱の時期に今年は何を指針にしたらよいか
私は松下幸之助の次の言葉を思い出しました。
「好況よし、不況さらによし」
何と前向きな姿勢なのでしょう!この言葉は年初の全社員と
協力企業との賀詞交歓会でも紹介しました。

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昨年、トヨタのエンジン工場を見学する機会がありましたが
この言葉は世界の共通語になったと言ってもいい
トヨタの「カイゼン」と相通ずるのです。

危機的な状況ほど「カイゼン」活動に適した時期はありません。
初心に帰って、今まではいいとされていたすべてのことを見直す
絶好のチャンスと捉えるつもりです。

ちょうど21世紀も10年目を迎えて
いろいろなことを一から考え直すいいタイミングに
それが出来る余裕がまだあるという幸運に感謝して
できるうる限り頭と体を一年間フルに働かせることを
年頭に当り決意しました。

(社長)

中原の家

  • 2008年12月19日 20:40

先週、「中原の家」が完成して
建築主のTさんに無事引渡しをいたしました。
この住宅は次の点で今までにない特徴を持つ家です。

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まず当社が昨年加盟した「A・S・J」という
建築家と共に住宅を創っていくシステムの
新築住宅では第一号ですが、単に「デザイナー住宅」
というだけではなく、施主と設計者と施工会社の
3者が真に「協同して」創った家なのです。

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例えば2階の寝室の壁は白い塗料が塗られていますが
よく見るとムラがあるように見えるところがあります。
その壁はT夫妻が自分たちで塗ったからです。
塗装費用の節約もありますが、それ以上に自らが
自宅の建築に参加したという証がそこにあるのです。

その向かいの部屋は完成したはずなのに
壁は石膏ボードのままで何も仕上げがしてありません。
ここは子供部屋で自由に?壁にお絵描きができるのです!
そして大きくなったらお嬢さんは自分の好きな柄の
壁紙をそこに貼ることになるのでしょう。

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また「中原の家」は地球に優しい家でもあります。
まず暖房は床下の地中にヒーターパネルを敷き
地中からの輻射熱で暖める「サーマスラブ」という
暖房システムを採用、この蓄熱層の容量が非常に大きく
深夜電力だけで24時間暖房が可能とのことです。

そして給湯は、空気中の熱を吸収しそれを圧縮して
お湯を沸かすという仕組みの「エコキュート」を利用。
この方式だとガス給湯と比べて
CO2の排出量が半分近くに減るそうです。

帰りに玄関の足元に何か埋めてあるのに気がつきました。
何と白い珊瑚です!お嬢さんは靴を履くたびに
楽しかった夏の海辺を思い出すのでしょうか・・・

(社長)
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LO-HOUSE

  • 2008年12月11日 10:32

経産省資源エネルギー庁主催の
「ロ・ハウス設計コンペティション」の
公開最終審査があり、知人のお嬢さんが
その最終候補に残っているということなので
設計コンペの公開審査というものに初めて参加しました。

「ロ・ハウス」とは健康で快適な暮らしと
省エネ・地球環境への配慮を両立させる
住まいの呼称の造語だそうです。

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審査は最優秀賞候補の3つの作品が対象で
コンペの最優秀賞は図書券2万円なのですが
上位3作品入賞者は省エネ先進国、スウェーデンの
事例調査に無料で参加できることが大きなご褒美で
3人は先月末に訪問を終え帰国したところでした。

スウェーデンの調査報告の後、いよいよ審査開始です。
審査員は著名な建築家で東大教授の難波和彦委員長ほか
4名の建築家と大学教授です。

各々がプレゼンテーションをしたあとに
審査員との質疑応答があります。
建築の平面計画がいくら良く出来ていても
環境工学的な視点に欠けていると遠慮のない
厳しい質問が浴びせられ、まだ学生なのに
そこまで言わなくても、と感じた場面もありました。

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最優秀賞は、建物を4つに分けてさらに屋根を持ち上げ
屋根裏空間を利用することにより、日射による熱を制御し
風が効果的に通り抜けるように計画された「四つ庭の家」
という作品が受賞しました。

私たちが家造りをするときも
今後は何らかの形で「環境」を配慮した
設計、施工を考える時代に来ていると思いました。

(社長)
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     (会場となった東京大学工学部)

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