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市川社長のブログ

祭礼の一日

  • 2011年10月 4日 12:12

先週末は私の住んでいる新城地区と
会社のある上小田中地区の秋祭りでした。
日曜日の朝、8時から10時まで町内会の当番で
新城神社で受付のお手伝いに行きました。

お神輿の宮出しは9時からですが8時には
半纏をまとった人たちが既に集まっています。
昨夜の夜宮は多摩川の花火のせいで人出は例年より
少なかったとのこと。


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8時半頃、神主さんによる神事が始まりました。
お神輿への御霊入れが終わったあと、町内会の
子供のお神輿から順に神社を出発します。

私たちは来訪者からいただく「奉納」の金品を
受け付けて、名前を大きな掲示板に張り出す役目です。
墨汁を浸した筆で半紙に一枚ずつ書いていきますが
これができるのは私の親の年代くらいまででしょうか。
「書」の文化を継承していく必要を感じました。


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毎年自宅の裏の駐車スペースに当社が神酒所を設け
子供と大人のお神輿が休憩のため立ち寄ります。
今年は留学生のガブリエル君に日本の風習を体験させたく
休憩の後、お神輿を担がせてもらいました。


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さてこの日は井田神社もお祭りで、当社のお客様の
伊藤稔さんから「神社に来たお相撲さんが、夜自宅に
寄るので、留学生も連れて来ないか?」と声を掛けられました。

8時過ぎにお宅に伺うと春日山部屋の力士が3人
もう到着していました。ガブリエルを紹介したあと
ブラジル出身力士がいるか聞くと「リカルドがそうだ」
との返事。幕内の「魁聖」のことです。


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横綱の白鵬など日本語が上手なので、それを尋ねたら
「強い力士ほど早く言葉が上達する」との明快な答えが
返ってきました。

ズーラシアとI KEA

  • 2011年9月29日 12:36

先週の日曜日、以前から一度行ってみたいと思っていた
横浜・旭区の「ズーラシア」に留学生のガブリエルを連れて
行ってきました。

事業主体は横浜市で、当初は野毛山動物園の動物の
移転を目的に1999年に開設されましたが、市民の要望が
強く、野毛山動物園は存続が決まったそうです。
まだ建設は続き最終的な面積は53.3ha(東京ディズニーランド
と同規模)になり、日本最大級の動物園になる予定です。


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日曜日ということもあり、来場者は小さな子供連れの家族が
ほとんど。お昼にレストランに入りましたが、厨房の前の
長いカウンターで注文をすると、最後まで進むうちに
料理ができてくるという効率の良さには驚きました。


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動物の目玉はオカピ(写真上)でしょうか。1900年に英国人の
探検家がアフリカで発見するまで知られてなかった動物です。ただ
キリンなどアフリカの大きな動物がいないのは少しさびしい感じです。


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ズーラシアの帰りにI KEAに立ち寄りました。全世界で従業員
10万人、売上2兆円を誇る巨大家具ショップのスタートは1943年に
スウェーデンで17歳の少年が興した雑貨屋だったそうです。

日本へは1974年に進出後、一度撤退して2001年に再進出し
現在はこの港北店も含め6ヶ所あります。店舗面積は4万㎡で今まで
当社が施工した最大の橘高校の3倍近い広大さです。お客への
配慮は細やかで店舗を入るとメモと鉛筆が置いてあるのにまず感心。


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シンプルなデザインのものが驚くほど安く売られていて
数年前にあるお客さんから賃貸物件にI KEAで売っている
洗面キャビネットを使いたいと言われたことがあり
そのようなものも置いてあるのかと思った記憶があります。

最近不動産部で空いた部屋に家具を入れて募集をしたら
早めに入居者が決まったようです。住宅の造り手側でも
実際に家具を入れた生活をイメージすることが大切で
そういう意味でもプロがまず見ておく店舗であることに
間違いはありません。


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中野ブロードウェイ

  • 2011年9月21日 10:28

当社のメゾネット「タウンコートⅢ」の基本設計を
お願いした建築家の石井千歳さんの絵画展が
中野ブロードウェイの中の画廊で開催されました。

石井さんはイタリアで6年間設計事務所に勤務した後
帰国して住宅を中心とした設計や、椅子など家具の
デザインも行ない、当社でも杉並区の「茶室のある家」
など何棟か個性的な住宅の施工をさせていただいています。


中野ブロードウェイ1.jpg


中野ブロードウェイ2.jpg


現在は前橋工科大学でデザインの講師を務めるかたわら
実家に近い木更津で美術教室を始め、今回イタリア在住
時代に撮り貯めた写真をもとに描いた水彩画展を開きました。

イタリア各地の建物をたいへん写実的に、細部まで詳細に
描かれているのが特徴で、スケッチ風の風景画にはない
深みがあり、いくつも売約済のシールが貼られていましたが
3万円からの価格設定は少し安すぎたのでは?


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さて会場のある中野ブロードウェイは中央線の中野駅北口の
アーケードの奥にある、地下1階、地上4階の商業施設で
店舗は、おもちゃやゲームソフトやメイド喫茶まで
「サブカルチャー」系のものが大半なのにはビックリ!

興味を持って調べると、建物自体は1966年の完成で
店舗の上部は10階まであり約220戸の分譲マンションで
一時は青島幸男や沢田研二など有名人が住んでいたとのこと。


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「オタクビル」のきっかけになったのは、1980年に開店した
マンガ専門の古本屋「まんだらけ」で、ビル内の閉店した店舗を
どんどん借りて、アニメグッズやコスプレ衣装も扱うようになり
1994年には渋谷、1999年にはロサンゼルスにまで出店し
2000年には東証マザースへの上場をはたします。

サブカルチャーとは広くは大衆文化を指し、いわゆる
「オタク」はその一部ですが、海外にもかなりファンがいる
マンガにしても、ここはその出発点なのかもしれません。

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交換留学生 その2

  • 2011年9月10日 19:20

先週末から代々木公園で開催されていた
「ブラジル・フェスティバル」にガブリエルと
交換留学生5人を日曜日に連れて行ってきました。

原宿駅を降りて、私たちはまず明治神宮に向いました。
前日までの雨でほどよく湿って歩きやすくなった参道を
本殿へ向かいましたが、原宿界隈の喧噪から一転して
うっそうとした森に足を踏み入れた留学生たちは
日本の伝統美の世界を感じ取ったでしょうか。


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いつからか参道の途中に献納されたワイン樽の前で
フランスから来たアレクシ君が何か講釈をしています。
ちょうど婚礼を終えて会場から出てきたカップルに出会い
エクアドルのマリアは、思わず近づいて記念撮影。


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明治神宮から代々木公園のブラジルフェスティバルへ。
ブラジル料理のブースでお昼を済ませたあと、舞台では
ダンスが始まり、ガブリエルとマリアは皆に推されて渋々?
舞台に上がったのですが、さすがなかなかのステップを披露!


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そのあと表参道を散歩し、彼らは十分東京の休日を楽しんだ
ようでした。学校が始まるとこうして皆で集まるのも段々
難しくなるかもしれません

ガブリエルが行く桐光学園は9月当初から試験中で
10日から通う予定になっていますが、8日に高校へ
一緒に行って先生方と打合せをしてきました。


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学校では教頭、学年主任、担任、留学生担当の4人の先生が
我々を迎えてくれて、制服や行事の予定などのお話しの後
校内を案内してくれました。

私は学校に来るまでは、ガブリエルが日本語はともかく
英語があまりできないので、高校にうまく溶け込めるのか
心配だったのですが、先生方にお会いして留学生に対する
あたたかな愛情と情熱を感じ、これなら私の心配は
杞憂に終るかも知れない、と幾分ホッとしました。


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交換留学生

  • 2011年9月 5日 09:28

ロータリーには青少年交換留学という制度があり
横浜・川崎地区はアメリカ、エクアドル、ブラジル
台湾、タイ、フランス、ドイツ、フィンランドと相互に
毎年高校生の1年間の交換留学を行っています。

残念なことに3月の東北大震災ではタイの高校生を
除いた7人が帰国してしまいました。年度が変った
8月にはドイツ以外の新しい留学生7人が来日しました。
私のクラブはブラジルからの高校生を1年間預かります。


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先月15日にそのガブリエル君が来日したのですが
最初のホストファミリーが我が家で、11月中旬まで
3ヶ月ホームステイして桐光学園に通う予定です。

8月21日はガブリエル君の16歳の誕生日でした。
私たちは彼には知らせず、フランスのアレクシ君
エクアドルのマリアさん、タイのマイ君の3人を呼び
ささやかなサプライズパーティーを開きました。


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アレクシ君は2年前から日本語を勉強し、いかにも
フランス人らしい物腰です。マリアさんは本当に陽気で
明るく、スペイン語が母国語なのでポルトガル語の
ガブリエル君とは大体言葉が通じます。

マイ君は英語がかなり流暢でピアノも弾き、面倒見がいい
タイプです。4人は会ったばかりなのにとても仲が良く
このような国際交流も交換留学の目的の一つなのでしょう。


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さてガブリエル君はたいへん素直で、日本の高校生では
あまり見られないような純朴さを持っています。
日本食はほとんどOKですが、私たちが箸をつけるまで
食べようとせず、終わると人の分まで片付けてくれます。

また食事中の食器や、ドアの開閉で音がしないよう
動作には細心の注意を払って振舞うので、日本人は音に
鈍感な国民なのか、と思うほどです。ただ悩みは日本語で
今当家では「あいうえお」のカードを作り、ひらがなから
特訓してるところです。


交換留学生5.jpg
     左からガブリエル、マイ、アレクシ、マリア

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