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川崎の多様性

  • 2016年12月21日 17:54

昨年秋に続き、福田市長に先週ロータリークラブで
お話をしていただきました。テーマは「私の出発点
アトランタ」です。来年6月、ロータリーの国際大会が
アトランタであり、私たちは参加ツアーを計画しています。

福田さんがお父様の転勤でジョージア州アトランタに住み
地元の高校に通い、自分の町は自分たちで作るのだ
という精神に影響され、卒業するころは「日本に帰ったら
政治家になろう」と思うようになった原点のまち。

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パラムーブメント.jpg


アメリカは欧州や日本に比べ例えば文化事業なども
若干の政府補助以外は民間が支えることが多く、
主に住民や企業の寄付で運営されているそうです。

ただし民間で言うと富めるものと貧困層の差は大きく
その後進学したサウスカロライナ州の大学では
学生の25%くらいは超高級車を乗り回し、先祖からの
遺産で生活している人達のように感じたとのこと。

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さてこの夏、川崎市に新しいロゴができたことは
知っていましたが、この日の説明で内容が理解できました。
「Colors,Future!」のメッセージの下に
赤、緑、青の「川」の字がデザインされています。


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多様性 (3).jpg

「川崎は単なる一色ではなく、多様性を生み出すことを
意味する」という福田市長の言葉に、ロータリー奨学生の
緒方貞子さんが講演で「日本に必要なのは多様性。でも今は
同一性に向かっている」と言っていたことを思い出しました。

川崎市は2020年のオリンピックで英国チームのキャンプ地
に決まりましたが、重点を置きたいのはパラリンピックの方で
これを機に「パラムーブメント」というビジョンを策定。これは
障害者や高齢者、子供達に優しい街づくりを推進しようというものです。


多様性 (4).jpg

さらにこれを2024年の市制100周年につなげる「レガシー」に
していきたいとのことで、長期にわたるこの構想の実現は
若い福田さんだからこそ実現できるものと期待しています。

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