- 2015年8月15日 14:58
ハイアムホールに2泊して、3日目の午前中で
書道教室は終わりました。その後私たちは小澤さんと
スコットランドの小さな町、リンリスゴーへ。
ここの市民ホールでこれから書道展が開かれるのです。
生徒のコリンが私たちをリンリスゴーまで車で送って
くれることになり、途中にある自宅にも寄らないか
と誘われて、お茶をごちそうになりました。
初対面の外国人でも自宅に招くのは英国流の「おもてなし」。
そこへいくと日本はどうでしょうか。残念ながら知らない
お客様に対し、このように開かれているとは言えません。
着いた宿泊は1階がパブで2階に部屋という日本にはない
B&B型のホテルですが、スタッフはとても感じが良く
地元のロータリークラブの例会場だったのにはびっくり。
リンリスゴーは人口5000人の小さな町で、宿から
スコットランド女王メアリー・スチュアートが生まれた
リンリスゴー宮殿まで歩いて行けます。
今は廃墟となっている城内、周囲の湖、中世の街並み
そのままの目抜き通り...。こんな素晴らしいところに
観光客の姿はほとんど見られませんでした。
翌日は小澤さんの知人のトムが、エアという町を案内して
くれました。人口約5万人、ここは「蛍の光」の作詞者の詩人
ロバート・バーンズの生誕地としても有名です。
まずバーンズ博物館に立ち寄ったあと、バーンズの作品で
有名な「ブリガドーン」という石橋へ。次にすぐ上の前の庭園を
散策してバーンズが生まれたというコテージを見学しました。
宿への帰り道トムは不思議な公園に案内してくれました。
そこには「ケルピー」という頭が馬の形をしたスコットランドの
幻獣のとても大きな金属製の彫像が建っていたのです!
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