- 2015年1月30日 18:21
当社では倉庫と建具工場をDIY賃貸のショールームや
木工工房に衣替えしようと計画しておりますが、大阪に
とてもユニークな所があると聞き、昨日見学してきました。
まず初めが「DIY FACTORY OSAKA」です。
ここは様々な工作に使う道具の販売店ですが、特徴は
買う前にそれらを使って試すことができることです。
ワークスペースは、会員になると2時間1000円で
置いてある色々な道具も含めて利用することができます。
またほぼ毎日、小物を作る教室が開かれています。
私はDIYというと日曜大工を思い浮かべますが
小さなものを装飾したり加工したりすることを含めると
かなり範囲が広く、今後このような専門店がもっとできて
DIYがますます広がっていく予感がしました。
次に訪れた山岡金属工業㈱は、昭和35年に設立された
ガス器具などを製造販売する会社で、中でも家庭用の
タコ焼き機は大ヒット商品で、先日代官山のオープンカフェ
で見たパラソルヒーターもこの会社のものでした。
ユニークなのは2000年に開設した「夢工房」。まず
館長さんの案内で1号館3階の商品の展示フロアへ。
ここで実際に焼き肉などを体験することができます。
その下のフロアは工場で、生産過程を見学しました。
午前中は小学生の1クラスが見学に来ていたそうで
子供たちが物づくりに興味を持ってくれればと話していました。
そして隣の建物が「昭和の歴史館」で、ここには
なつかしい昭和の生活道具が1500点も展示されています。
これらは地元の人から預かったものが中心で、実際に
蓄音器でレコードを聴かせてもらいました。
年間来場者1200人以上、社長のTV出演も数多く、地元の
ガイド誌にも載っている「名所」になっています。当社もやるなら
これくらい徹底してやらなければ、と覚悟させられた1日でした。