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2014年5月 Archive
「あいばこ」
- 2014年5月25日 18:00
当社がコミュニティ・スペース「らくらす」を開設後
しばらくして、都下東村山の相羽建設という会社が
「あいばこ」という同様の施設を持ち、活用している
ことをネットで知りました。
先週ある雑誌社主催でその見学会があり参加しました。
この会社は社員40名(パート含)で住宅とリフォーム
のほか、戸建て分譲事業も行っています。
東村山駅に集合した私たちは、まず50年の定期借地権
分譲地へ。もともと300坪の土地に住んでいた地主が
自宅を建て替えて残りを6区画に分けたものを相場建設が
上物を建て分譲、一画をモデルハウスとして残しています。
1階のリビングにはまきストーブがあり、2階の寝室は
間仕切りがなく、家具で空間を分けています。これは
同じ床面積なら廊下が無い分スペースは広くなるわけで
当社の設計にこれを活かせないかと思いました。
次に別のモデルハウス2棟を見学。一つは5年前のものを
リニューアルした建物。ここの壁面は塗装、左官、そして
和紙ととても多彩です。私は当社の建物の壁が一様に白い
のに不満を持っていたので、これはとても気に入りました。
もう一つは建築家の設計した住宅で、洋風の中に
「和」を基調にしっとりとした落ち着いた情感を感じさせ
もし私が住むならこういう住宅がいい、と思いました。
最後にマンションの1階を使った「あいばこ」を見学。
「らくらす」同じようですが違うのは大工が制作した様々な
家具が置いてあること、子供の習い事やヨガ・料理教室
など1年に100回以上イベントが開かれていることです。
"つながる人すべての暮らしを豊かにする"というこの
会社の経営理念を実践する場が「あいばこ」だったのです。
「らくらす」の目的も同様なのですが、その達成のために
私たちのやるべきことはたくさん残されていると感じました。
サントリー商品開発センター
- 2014年5月10日 19:34
会社から南武沿線道路を小杉へ向かうと
左側にカーテンウォールと白い外壁が印象的な
サントリーの商品開発センターが現れます。
ここに以前ウイスキーを生産する多摩川工場があり
工場長が川崎中ロータリークラブに入っていました。
2002年に閉鎖、解体されたとき、土地は売却され
マンションになるのだろうと思いました。その頃
富士通などが社有地を次々に売却していたからです。
閉鎖の2年後にできたのは、高さがわずか2階の
モダンでシンプルな研究施設で、それを見たとき
サントリーというのは相当余裕のある企業だと思いました。
私が、ロータリーのGSEプログラムで来日した人たちと
初めて見学したのは2007年で、それ以来数回訪れ
2012年に南アフリカチームと訪問したのが最後でした。
一昨日は倫理法人会で久しぶりにこの施設を見学。
まず企業概要について説明を受け、売り上げに占める
飲料・食品の割合が、今や酒類の2倍近くになっている
ことを知りました。
説明をしてくれた課長さんが「お酒が元気なときに
飲料を開発していなければ、サントリーは潰れていた」と
事もなげに言ったのには驚きました。これだけの企業でも
社員がこんな危機意識を持っている・・・。
それはいつ頃のことか質問すると1970年代との答え。
確かに私が社会に出た頃、飲み会での注文はまず「水割り」。
80年代にはすでにウイスキーに陰りが出てきたそうです。
1899年に鳥井信次郎が創業したこの会社の社是は
「やってみなはれ」。サントリーが1年に出す新製品は
2~300種類で、市場に残るものは僅か数種!とのこと。
これを私たちの仕事に置き換えると明日から何をすべきか
と自問しながら、この素晴らしい施設を後にしました。
南アフリカの人々
- 2014年5月 6日 16:37
南アフリカの人々との交流は、ロータリーのGSE
プログラムがきっかけです。まず一昨年の秋、先方から
5人が来日して1カ月を過ごし、シャーン団長が
当家に1週間ホームステイしました。(そして昨年秋には
私たちが南アのシャーン宅に泊まりました)
昨年4月には日本のチーム4名が南アフリカに渡り
職業研修や交流を行ったのですが、その時のホストファミリー
の一人、ヘレンさんと友人夫婦が先週月曜に来日し
彼女が当家に3泊ステイしました。
当家にはその前からフランスの交換留学生のマリオンが
来ていたので、国際色豊かな数日となりました。
ヘレンさんはフランスのブルボン家の血を引く家系で
おばあさんの5代前の先祖がフランス革命で処刑された
という話にはビックリ。
また到着した夜、当社の不動産部のERAの看板を見て
彼女が驚きました。経営する会社がやはりERAチェーン
だったのです。しかもアメリカの世界大会で表彰歴も。
ケープタウンでは、日本のように一人のオーナーが所有する
賃貸マンションは珍しく、分譲マンションを個人個人が
買い取ってそれを賃貸し、管理会社が12%の管理費で受託
するとのこと。家賃保証という制度はないそうです。
看板をバックに写真を撮りたいというので、それならと
当家を発つ日、不動産部の朝礼に参加してもらいました。
水曜日には東京都内を案内。浅草から歌舞伎座、そして
銀座から皇居に廻ったところで雨が強くなり、早々に
切り上げて当家に寄ってコーヒータイムに。おかげで
もうひと組のヘイン夫妻とも色々話ができました。
彼らは4月初旬に南アフリカを発ってクルーズを行い
最後に日本に立ち寄ったのです。旅行の期間は25日間。
私たちがこのくらい長期で旅行ができるようになるのは
いつのことでしょう。
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