- 2013年9月30日 11:50
今回の目的の一つはクルツさんの新横浜ロータリー
クラブが支援し、私たちのクラブも協力している2つの
小学校の訪問で、今両校の120名の生徒の支援をしています。
家族が経済難の生徒1人に年間15,000円が渡ると
学費・制服・体操着・靴・給食費などが賄え、先日は支援した
生徒の成績証明書が送られてきました。
支援は3年目になり、図書室の本の購入や屋外食堂を
作ることまで及び、私たちはこの2校の子供たちに文房具
などをプレゼントしました。
地元の3つのロータリークラブの例会にも参加しました。
まず感じたのは雰囲気がフランクで服装もカジュアルです。
パートナーが参加したり、夫婦で会員になっている人もいます。
それは仕組みが日本と根本的に違っているからでした。
年会費は1~2万円で、例会参加者はその都度食事代約700円
を払います。金銭的にも日本に比べて入会が容易なのです。
運営費はどうするのか聞くと、例えばワインメーカーの
テイスティングの大きな催しに会員がお手伝いをして
余ったワインの寄付を受け、それを資金化したりします。
最後の夜は2番目の滞在先のシャーン宅でお別れのホーム
パーティー。28名が集まりましたが、このお宅は家族が使う
DKと居間とは別に、お客用のダイニング・リビングルーム
があり、これは前のホームステイ先も同じです。
始まって1時間くらいは席に着かず飲み物だけで
色々な人と会話を楽しみ和やかな時間が流れます。
前・駐日南アフリカ大使(写真上中央)も出席され
現在はマダガスカルに転任していますが、秋篠宮様は
2度マダガスカルを訪問された、と話していました。
料理はバーベキューと参加者からの持ち寄りで
主催者の負担を少なくし、それが大きなパーティーを
家庭で行うことを可能にしているように思います。
参加者が帰宅したあと、ガランとしたリビングの中央に
ある暖炉の前に私たち4人は椅子を並べてすわり
短かった滞在の最後の夜を惜しみました。
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