- 2013年7月 6日 19:58
東京・三鷹市の国際基督教大学(ICU)がロータリー
クラブと深く関係していることを最近知りました。
それは私がこの度ロータリー平和フェローシップ
委員会に属したことがきっかけです。
ロータリー財団は世界で6つの大学の修士課程に
平和、親善、紛争解決等に関する研究を行う「ロータリー
平和センター」を置いて奨学金制度を創設しました。
その大学の一つにICUが含まれているのです。
先月は第10期生の卒業発表があり、私は初めてICUを
訪れましたが、敷地が20万坪近くある広大なキャンパスに
まず驚かされました。都内でこんな森の中の大学があるとは...。
中島飛行機の研究所跡に1953年に開学したICUは
日本人で初めて国際ロータリーの会長を務めた東ヶ崎潔氏が
その創立に関与し、初代理事長に就任しています。
アメリカで生まれ、ジャパンタイムスの社長等を務めた
東ヶ崎氏は戦後日本のロータリー復興と国際社会への復帰に
努力しました。2010年にはICU内に「東ヶ崎潔記念
ダイアログハウス」という複合施設が完成、10期生の発表は
この建物内で行われました。
私は9月から始まる第12期の留学生のカウンセラーになり
10日にアメリカから来日した平和フェローのクリストファーさんを
成田空港へ出迎え、その日彼は当家に泊まりました。
ダルビッシュのTシャツを着てきた彼はテキサス出身で
長崎県の対島で1年間英語を教えていた経験があり
ワシントンで数年の弁護士活動のあと、日本を本拠とする
NGO「ヒューマン・ライツ・ナウ」に今は所属しています。
静かな感じの青年で、当家ではピアノの腕前を披露して
くれました。モーツァルト、ベートーヴェンからジャズまで幅広く
同じくピアノが好きな私と気が合いそうでホッとしました。