- 2013年3月28日 22:22
昨年、西松建設とのJVで内装工事を行った
中原図書館のオープンセレモニーが昨日行われました。
場所は武蔵小杉駅直結の西街区再開発建物の5,6階で
開館は他の商業施設と同じ4月2日の予定です。
中原図書館が出来たのは昭和35年。高校の頃まだ家に
冷房がない時代、試験勉強のため学校の近くの図書館を
よく利用しましたが、中原図書館は当時まだ冷房設備がなく
天井に大きなファンが付いていたのを記憶してます。
セレモニーが始まる前、今井小学校の菊池校長から
声を掛けられました。先生の前任は大戸小学校で
在任中に当社で校舎の改築工事を行ったのです。今日は
今井小の児童が市長と一緒にテープカットを行いました。
その後多目的室で記念式典があり阿部市長が挨拶
平成14年に行財政改革を発表、新規事業を3年間凍結し
図書館改築は中断したが、その後必要性が高まって
今日に至った旨を説明しました。
新図書館の延べ床面積が4,500㎡で今までの2倍弱あり
蔵書は12万冊増え45万冊で、川崎市内の13ある図書館の
中央図書館としての機能も兼ねるそうです。
エントランスに置かれた人形は中原区出身の人形作家で
川崎市市民文化大使の与(あたえ)勇輝さんの作品で
市長のあと、制作にまつわるお話がありました。
館内はIT化が進み、14台のパソコンのあるコーナーや
セルフサービスで本が借りられる自動貸出機が10台あります。
児童向けの閲覧コーナーにはシェルターのような親子の
読み聞かせ室があり、授乳室まで完備しているそうです。
閉館時間はサラリーマンに配慮して午後9時に延長。
再開発ビルの「武蔵小杉東急スクエア」と名付けられた
商業エリアの98店舗が来週の開店に備えていますが
その上に新図書館が併せて開館されることにより小杉地区の
利便性がかなり増して、私たちのような従来からの住民も
4月2日のオープンが待ち遠しい気分です。
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