- 2012年12月 9日 20:19
当社が施工・管理しているマンションのなかで
最も規模の大きい「センチュリー等々力緑地」は
2年前の10月から入居が始まり12月に満室になりました。
それから2年が経過し、今でも満室を保っていて
その間10所帯が転居したのですが、すぐに次の
入居者が決まっているのが特徴です。ペットと共生
できる住居というコンセプトも魅力なのでしょう。
昨夜は2度目の入居者交流会を開催しました。
分譲マンションなら管理組合等を通して入居者が交流
する機会がありますが、賃貸ではそうは行きません。
当社の最終目標は、建物完成後入居者の快適な暮らしを
実現させることで、そのためにはまず「建物」という
ハードと「暮らしやすさ」というソフトが必要です。
前者を充実させるのは当然ですが、後者に気を配って
管理を行っている会社は少数で、当社では入居者同士の
コミュニケーションが「暮らしやすさ」に繋がると考えます。
「私たちは昼間不在で、お隣の方と話したことがないのです」
「赤ん坊がいるので、上下の居住者に一度ご挨拶をしたい」
昨夜このように話されているご夫婦が複数組ありました。
住み心地を聞くと「エレベーターや廊下ですれ違う時
知らない人から挨拶をされるので嬉しい。以前住んでいた
ところは、会うと顔をそむけていた。」という方も。
もし入居者交流会が少しでもこのようなことに寄与
しているとすれば、たいへん嬉しいことです。交流促進へ
さらにできる事がないか、考えていきたいと思います。
また「住んでみると中原地域は住みやすいので
分譲住宅の購入も考えたいが、お宅では扱っていないか」と
聞かれたのは意外で、今後の当社の検討課題が
入居者の方から投げかけられた形になりました。