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ウエストバージニア 2

  • 2012年6月 9日 19:29

3日目はマウンテンエリアへのドライブです。
まず渓流に建つ水車小屋を訪れたあと、世界で一番長い
アーチ橋に行きました。全長920m,橋から谷底まで270mで
さすがアメリカ、毎年10月にはパラシュートを背負った
人たちが集まって谷底に向かってジャンプするそうです。


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その後大きく蛇行する川を望める展望台に。高そうな山は
見えないのですが、深い森林以外のものは何もありません。
ウェストバージニア州がマウンテンステート(山岳州)と
呼ばれる所以がよくわかりました。


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グレッグお手製のサンドイッチ休憩所で取り、この日の夕方
行なわれる図書館でのパーティに一緒に出かけるため
早めに帰路につきました。

5年前に出来たこの図書館は公立ですが、毎年その
運営費の一部を住民からの寄付でまかなっているとのこと。
今年の目標額65,000ドル(約500万円)が達成され
この日はグレッグとリビーが表彰されたのです。


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アメリカ人の寄付のことは聞いてはいましたが
人口3,800の町の図書館に毎年住民が寄付をしていることに
驚きました。寄付の対象はこれ以外にもあるそうです。

またこの表彰式とパーティを図書館の中で行うことも
日本ではまず考えられません。椅子を並べて席をつくり
特別誰かが挨拶することもなく、ジャズバンド(校長先生が
リーダー)の演奏がその始まりでした。


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WestVirginia6 (1).jpg


"表彰状"も一風変っていて、石でできた本の背に
2人の名前が掘り込んであるもので、それを持ち帰らないで
図書館にある特別の棚に並べるのです。

自分たちが必要なことに自分たちも費用の一部を
当然のこととして負担する。それが日常生活の中で
さり気なく行われている。

日本は税金で費用は負担されますが、その税金は結局
私たちが払っているのです。自発的にお金を出して
その結果が見えるアメリカの寄付文化を私は羨ましく思います。

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