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2012年3月 Archive
三種の神器
- 2012年3月29日 20:50
今月8日に富士通ゼネラルの展示会で丹羽啓勝さんの
住宅、リフォームに関するセミナーを聞いたことは
以前ブログにも書きました。
丹羽さんは早大・建築科を出てゼネコン勤務の後
㈱スペース・デザイン研究所(SD研)を設立して
シックハウス対策として備長炭や自然健康素材を活用した
家づくりを推奨、商品も販売し、さらに建築会社の
営業支援まで行っています。
丹羽さんはセミナーで店舗集客(ファンづくり)「三種の神器」
という話をしました。第1は生活に関するミニコミ誌の発行で
毎月A4判の「かわら版」を出して情報発信します。
2つ目は衣食住をテーマとした「ミニイベント」の開催で
会社の敷居を低くすることで集客力がアップされます。
3番目が備長炭などの「自然健康商品」を扱うことです。
SD研では建築会社がこれらを行うためのサポートを行う一方
自らも毎月実践していて、私は27日に行われた「炭の体験会」
に参加し、丹羽さんの主張を目の当たりにしました。
まず備長炭の製法、湿度やカビ、ダニへの効能等の話の後
備長炭を入れて炊いたご飯と、かぼちゃを試食しました。
かぼちゃは調味料を入れてないのに甘みがあり参加者の主婦は
驚いていました。最後は整腸作用がある炭入りのうどんを試食。
備長炭の原料は樫、産地は和歌山、土佐、日向(宮崎)で
名前の由来は紀州の商人、備中屋長左衛門が販売したことから
来ているそうです。一時中国産も出回っていたが乱獲で
6年前より輸出禁止になっているので今は国産のみとのこと。
当社もコミュニティ・スペース「らくらす」を地元の方が
気軽に立ち寄れる場所にしたく、色々企画を練っていますが
「いきなり"住"ではなく、"衣・食"から始める」というのが
丹羽さんの考えの基本で、当社でも「三種の神器」の3番目を
何にしたら良いか衆知を集めていきたいと思います。
3.11 きずな展
- 2012年3月26日 17:22
東日本大震災から1年が経ち、連日NHKで放映された
特集番組を見て、あらためてその悲惨さ、被害の大きさを
認識しましたが、先週やはりNHKで画家などが作品を出し合い
チャリティーオークションを行うというニュースが流れました。
現地から遠く離れた私たちには、金銭的な支援くらいしか
できないと考えていたところなので、自称美術愛好家?としては
このイベントにたいへん興味を引かれました。
調べると場所は日本橋高島屋で27日までなので間に合う!と
早速土曜日に行ってみました。会場には日本画、洋画など
120人の作家の作品が出品され、収益は全額震災で親を亡くした
子供たちの育英資金に寄付されるそうです。
まず作家と作品の一覧表を見ながら会場を一周して
目ぼしいものに印を付けました。絵はほとんどが日本画で
その中でちょっとマチス風の洋画が私の目に留まりました。
置いてある美術年鑑で作家を調べると8万円(号)とあり
絵の大きさは4号と思われるので、単純に掛け算をすると
32万円ですが、これは定価みたいなものなので
これを下回る金額を用紙に記入して入札箱に入れました。
これからオークションはさらに東北と京都で行われ
5月末に開札されて落札者に通知が来るとのこと。
まあダメでもともと、落札すれば絵が手に入ったうえ
震災にあった子供たちの支援ができるのです。
また会場には1台のグランドピアノが置いてありました。
これは津波で流された,福島県いわき市の中学校のもので
地元の調律師が修復してよみがえったものだそうです。
この日は沖縄出身の女性シンガーソングライターの
チャリティーライブがありました。彼女は福島でラジオの
生番組中に震災にあい、その後支援活動を行っています/が
私たちも継続して出来ることを行っていきたいと思います。
「ヴィラージュ中原駅前」
- 2012年3月23日 23:38
シェアハウス「ヴィラージュ中原駅前」の完了検査が
先週無事終了。工事から不動産部に鍵の引き渡しを行い
翌日からIKEAの室内用のベッド、テーブルと椅子
冷蔵庫等の共用キッチンに置く電化製品を搬入しました。
次に7階のリビングのソファーとテーブル、ダイニングの
テーブルと椅子の搬入。通常なら建物の完成で終りですが
家具類まで選定することは思った以上に大変です。
入居する人はソファーの生地や食卓テーブルの材質など
まず気にしないと思うのですが、選ぶ方はさんざん悩みます。
屋上も万一にも風で飛ばされないものを選ぶのに一苦労。
現物が運び込まれてセットされ、カタログより良かったと安心。
でもほかのものならもっと良かったか?などと考えてしまいます。
シェアハウスの最大の募集サイトの「ひつじ不動産」の
担当者が昨日来社し、インタビューと写真撮影を行いました。
完成してすべての備品が揃った状態で取材を行うのです。
さて今日は内覧会です。9時半より工事関係者が集まり
住吉神社に竣工のお祓いをお願いしました。着工が遅れた分
現場は一丸となって工期を短縮し、見事間に合わせました。
終了と同時に10時にはもう見学者が,お祓いを行った
7階に来られて早速その応対。その後午前中は切れ目なく
約30名が来場。午後からはさらに多くの方が来られて
3時を過ぎると4階と7階は人で溢れ返えってきました。
加盟しているERAチェーンの安藤社長が3時半に到着され
概要を説明すると「満室後は建物を売却するのですか?」と
思っても見ないことを聞かれ、そういう考え方もあるのか
と妙に感心してしまいました。(写真上:挨拶される安藤社長)
4時からのパーティは融資を受けた三菱東京の藤田支社長の
乾杯の音頭で始まり(写真上)、狭い会場でこれだけ多くの人が
入るかという感じであっという間に時間が過ぎました。
終了後受付の記帳を数える約140名のお名前が載っています。
いままで当社の内覧会にこれだけの方が集まったことはなく
シェアハウスのスタートに力強い応援を得た気がしました。
富士通ゼネラル
- 2012年3月 9日 20:49
川崎から東海道線に乗ると品川駅の右側に見えてくる
3棟の高層オフィスが品川インターシティです。ここは旧国鉄の
操車場跡地が再開発され、平成10年に出来たものです。
昨日ここで富士通ゼネラルのフェアがありました。1万坪を
超える敷地にはオフィス、レストラン、ホール等があり、帰りがけに
緑地スペースを歩きましたが、短時間では全体を把握できない
ほどの広さです。
当社では現在エアコンは主にこの会社に発注していますが
その起源は昭和11年に東京・浅草で設立された八欧商店で
昭和28年には白黒テレビの製造を始め、33年には本社を
川崎に移転。ルームクーラーの製造を始めたのは昭和36年で
この頃からゼネラルの名称になり、私の小さい時の記憶にも
残っています。そして富士通と提携し、昭和60年に現社名に。
会場の入口にあるシェアマップを見るとカナダ、ニュージーランド
ギリシャ等7か国でエアコンシェアNO.1、36か国で5位以内です。
その生産はほとんど中国・上海工場で行っているとのこと。
自動的にフィルターの掃除をするエアコンを開発して10年が経ち
今ではフィルター自体が動く機能でホコリの取り残しがなくなり
依然として他社に差をつけているようです。
昨年は無線リモコンを発売。これだと1台で3つまでエアコンを
操作できて、本体にリモコンを向けなくてよく、リビングから
2階の子供部屋のオン・オフができるという。これは画期的で
当家でもすぐ使いたいくらいです。
また今春新発売の省エネタイプは、人がいなくなると運転を
自動的に停止し、戻ると再開する機能があり、価格的には2~3倍
するそうですが、エアコンもいよいよこのようなものが出てきたかと
感銘を受けました。私たちはエアコンというと、値段ばかり気に
しがちですが、目から鱗が落ちたような気がしました。
この後、丹羽啓勝氏のセミナーがあり「半径500mのエリアを深耕
すればリフォームショップは必ず成り立つ」という、これからこの分野を
伸ばしたい当社には大変ヒントになる話しを聞くことができて
この日得られた色々な情報を社内で共有したいと思います。
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