- 2011年10月31日 12:43
先週の土曜日、当社では初の「バス現場見学会」を
開催しました。目的は3か所のメゾネット型の
賃貸住宅を見学していただくことです。(1か所は工事中)
当社では15年前から木造のメゾネット型の賃貸住宅を
建設、管理しています。今は在来工法ですが元々は
当時行っていたカナダの輸入住宅での建設です。
参加者にはまず会社の会議室に集まっていただき
メゾネット型賃貸住宅の特徴、RC造に比べて利回りが
良いことや空室率が低いことの説明を行いました。
最初に向ったのは、高津区久地の「グレースタウンK」です。
ここは約300坪の敷地に3つの棟、計23戸が建っています。
建物と建物の間がゆったりとしていて「小さな子供はここで
遊ばせられていい」と参加した女性が話していました。
次は武蔵新城駅から徒歩4分の建設中の現場です。
74坪の敷地に2LDKが5戸の構成で年末の完成ですが
既に全戸申込みが入っています。ここは仕上がっている
1部屋を見られるので、特徴の一つである2階の
ロフトの空間を体験してもらいました。
バスの中である方から「70坪くらいでも建てられますか?」
と聞かれたので「5戸くらい建つでしょう」と答えましたが
現場はたまたま同じ規模だったので参考になったと思います。
最後は社有の「タウンコートⅢ」です。ここも3棟23戸から
できていますが、特に最後に建てた「ノース棟」はデザインの
テイストが少し違っており「何か北欧の建物の感じがする」
という感想を聞いて、そういう評価もあるのかと思いました。
ここは当初RC造4階案も検討しましたが、木造3棟の方が
30年経過時点で税引き後の剰余金が多いのです。ベンチの
置いてある中庭で、建物を見ながら皆さんと談笑していると
たいへん気持ちが良く、建物だけではなく周囲の空間も
暮らしの上で大切な要素なのだと実感しました。