- 2011年10月13日 14:28
先週の初め、NHKの朝のニュースで田園調布の
今春開業したシェアハウス(73室が満室)が取り上げられ
入居者のインタビューが放映されました。
その人は震災がきっかけで入居に踏みきり
「余震があったとき一人だと怖かったが、皆がいると
思うと怖くない」と、人とのつながりがあるので
不安が解消される、ということを話していました。
また9日の朝日新聞では「絆ビジネス じわり拡大」という
見出しで、大震災が発生したとき赤坂のシェアハウスでは
住民が自主的に安否を確認しあい、食料の買出しなどを
話し合った、との紹介がありました。
さて10日の祝日には、シェアプロデュースが監修した
シェアハウス「プリエ阿佐ヶ谷」の内覧会に行きました。
ここは元民社党の塚本三郎氏の自宅で、元々一軒家の貸家
だったのをシェアハウスとして5部屋それぞれを賃貸します。
場所は阿佐ヶ谷駅北口を降りてパールセンターという(写真上)
商店街を抜けて青梅街道に出る手前の住宅街ですが
この商店街は活気に溢れ、帽子屋、傘屋、ミシン販売店など
中原あたりでは見られない店舗も並び、興味がつきません。
また同業の細田工務店が「家と暮らしの相談所」という
ショップを出していました。阿佐ヶ谷の乗降客数を調べると
武蔵中原より1万人多い程度でこのにぎわいは不思議です。
この住宅にはインターロッキング敷きの広い庭があり
入居者によるガーデンカフェの運営計画もあるとか。
居室は9帖が3室、10.8帖の和室もあり連休の見学者
8組のうち、3組は母子家庭で、共同生活の中での
子育ても想定しているとのこと。
これを見てシェアハウスの賃貸は今後いろいろな形で
展開していく可能性を秘めていることを認識しました。