- 2011年9月 5日 09:28
ロータリーには青少年交換留学という制度があり
横浜・川崎地区はアメリカ、エクアドル、ブラジル
台湾、タイ、フランス、ドイツ、フィンランドと相互に
毎年高校生の1年間の交換留学を行っています。
残念なことに3月の東北大震災ではタイの高校生を
除いた7人が帰国してしまいました。年度が変った
8月にはドイツ以外の新しい留学生7人が来日しました。
私のクラブはブラジルからの高校生を1年間預かります。
先月15日にそのガブリエル君が来日したのですが
最初のホストファミリーが我が家で、11月中旬まで
3ヶ月ホームステイして桐光学園に通う予定です。
8月21日はガブリエル君の16歳の誕生日でした。
私たちは彼には知らせず、フランスのアレクシ君
エクアドルのマリアさん、タイのマイ君の3人を呼び
ささやかなサプライズパーティーを開きました。
アレクシ君は2年前から日本語を勉強し、いかにも
フランス人らしい物腰です。マリアさんは本当に陽気で
明るく、スペイン語が母国語なのでポルトガル語の
ガブリエル君とは大体言葉が通じます。
マイ君は英語がかなり流暢でピアノも弾き、面倒見がいい
タイプです。4人は会ったばかりなのにとても仲が良く
このような国際交流も交換留学の目的の一つなのでしょう。
さてガブリエル君はたいへん素直で、日本の高校生では
あまり見られないような純朴さを持っています。
日本食はほとんどOKですが、私たちが箸をつけるまで
食べようとせず、終わると人の分まで片付けてくれます。
また食事中の食器や、ドアの開閉で音がしないよう
動作には細心の注意を払って振舞うので、日本人は音に
鈍感な国民なのか、と思うほどです。ただ悩みは日本語で
今当家では「あいうえお」のカードを作り、ひらがなから
特訓してるところです。