- 2011年6月 1日 20:23
亀ヶ谷邦博さん、享年66歳。4月のあまりに若く
しかも突然の死は関係者に大きなショックを与えました。
そして今週の月曜日にお別れの会が開かれました。
2007~08年度のロータリーの当地区のガバナー
そしてドラッグストアー「フィット・ケア・デポ」を
約60店舗にまで発展させた㈱カメガヤの会長。2008年に
オープンした下小田中店は当社の施工です。(写真下)
4月23日にアメリカ・サウスカロライナ州に出発する
ロータリーの当地区の5人のGSEチームの壮行会が
前週11日に開催され、亀ヶ谷さんはご夫妻で出席されて
いつもの笑顔でチームメンバーを激励されました。(写真下左端)
ちょうどその3日後、奈良県熊野の玉置山へ参拝された帰り道
滑落して帰らぬ人となったのです。人一倍慎重で学生時代は
山岳部にも所属していた人がどうして・・・
私は亀ヶ谷さんがガバナーを務めた年度に初めてGSE委員になり
ウエストバージニア州からのGSEチームの団長グレッグが
当家にホームステイしたことがきっかけで、その翌年には
私たち夫婦が渡米してグレッグの家に滞在し大変な歓待を受けました。
グレッグのロータリークラブのメンバーと会食した折
「クニは元気か?」と私に問いかける人がいました。彼は
トムというパストガバナーで、"クニ"とは亀ヶ谷さんのこと
同期のガバナー同士として世界会議で面識があったのです。
そして昨年10月はサウスカロライナ州からGSEチームが来日し
そのうち2人が亀ヶ谷さん宅にホームステイ。その一人のバーネルとは
亀ヶ谷ご夫妻、そして私もかなり親しくなっていたのでこの訃報を
伝えたところ、彼女から本当に悲嘆にくれたメールが返って来て
私はそれを読んで涙を禁じえませんでした。
昨年は業界の大きなイベントの実行委員長を務め
12月には㈱カメガヤの社長を若い世代に譲って
広い視点から経営を見ながら、ロータリーやほかの
奉仕活動に従事できる体制を作ったように映りました。
「マネジメントとは自分がいつ死んでもいいようにしておくこと」
亀ヶ谷さんは生前このように言っていたそうで
自らの生涯をその言葉通りのものにして逝ってしまいました。
本当に尊敬できる人を失った心の痛みがなかなか癒えないでいます。