- 2011年2月 9日 12:21
「たちばな経済研修会」は毎月、原則第二火曜日の夜に
ホテルKSPで開催され、様々な講師によるお話を聞いています。
昨夜開かれた同研修会でたいへん面白い体験をしました。
それは「スポーツ吹矢」です。講師は、社団法人
日本スポーツ吹矢協会、相模原支部長の丸岡さんです。
この協会は1998年に設立され、現在全国に550支部、会員は
23,000人。聖路加病院の日野原重明さんが最高顧問で
協会のパンフレットに「長い筒に入れた矢を吹くということは
(中略)良い健康法である」というメッセージを寄せています。
吹く基本動作はまず矢を入れた筒を両手で持ち、鼻で3回息を
吸いながら頭の上まで挙げ、次に筒を一度下げて口で息を13回で
吐き切ります。そして再び鼻で息を吸いながら筒を肩まで挙げて
筒を的に向け、一気に吹くのです。
このように胸式呼吸と腹式呼吸を組み合わせると、呼吸筋が
鍛錬されて、この継続により医学的にも肺機能の改善が認められ
高血圧の改善や、心筋梗塞や脳梗塞の予防にもつながるとのこと。
いいことずくめですが、果たして本当に初心者が吹いて小さな的に
矢が当たるのでしょうか・・・?それが当たるのです!
まず言われた通りの動作を行い、筒をくわえて一度息を止め
筒先を的に向けてフッと吹くと、矢はスッっと一直線に一瞬で
的のやや真ん中近くに刺さったのです。
出席者全員が次々にトライして、大半の人が3本の矢を
すべて的に命中させていました。特に吹くこつは無いようで
ビニールを巻いた吹き矢は軽く、まっすぐ飛ぶので筒先が的の方向に
向いていれば、初めてでも滅多に的をはずすことはありません。
これは面白い!例えばダーツに比べても的中率が高いのと
矢の速度は時速100kmを超えているので、スピード感が味わえます。
あまり練習しなくてもすぐ出来て、健康にもよく、年齢を問わずに
このように楽しめるスポーツは、あまりないかもしれません。