- 2011年1月25日 13:54
横浜・港南区に「キクシマ」という建設会社があり
A・S・Jに加盟しているので、菊嶋社長とは建築家の住宅展や
ロータリークラブの会合でもお会いする機会があります。
また「神奈川建築コンクール」の住宅部門での連続の受賞や
横浜市が制定している「横浜型地域貢献企業」への認定など
新聞紙上で昨年その名前を見ることがよくありました。
今般、「アーツコミッション・ヨコハマ」という団体が募集していた
横浜での創造的活動を助成する交付対象事業の企業・団体部門に
キクシマが選ばれ、先週金曜日に公開発表会がありました。
助成金対象となったのは「木とふれあう遊具コンテスト」です。
この会社は保育園等の教育施設の施工も多く、子供たちが楽しめる
遊具のデザインを建築家、大学、保育園などに呼びかけたところ
合計211点もの応募がありました。
昨年7月には横浜赤レンガ倉庫で応募作品の展示会を行い
北原照久氏(ぶりきのおもちゃ博物館館長)などの審査員が
プロ、学生、一般部門それぞれから入賞作を選びました。
そして11月、優秀作品5点を試作して展示会を開き
そのうち4点が保育園などに引き取られ使われているそうです。
地域を巻き込んでのイベントはこの限りではありません。
昨年4月には本社屋上で「養蜂」つまり蜂蜜を獲るために
ミツバチの飼育を始めた、というのは本当に驚きです。そして
9月には「はちみつレシピコンテスト」を開催しました。
さらに生ごみを回収して作った堆肥を農家へ提供して
エコ野菜を生産するという循環型の「ヤサイクル」という仕組みを
既に稼働させ、地球環境への貢献をアピールしています。
企業の社会的責任(CSR)が叫ばれている昨今
何となくこれは大企業のことで中小企業は別、と思いがちですが
同業でこのような素晴しい活動をしている会社があることは
私たちの模範としなければならないところです。
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