- 2010年11月18日 17:59
当社の元資材倉庫だった土地に木造メゾネット形式で
中庭を囲むように建てたイースト、ウエスト、ノースの3棟、計23世帯が
「タウンコートⅢ」です。
建物は最初の2棟が2008年末に完成、ノース棟は
昨年の秋に完成し10月から入居が始まりました。
当社が建築主ということもあって、今までに無い試みを
ここで行うことができました。
一つは駅から徒歩圏内の約380坪の敷地の賃貸計画で
鉄筋コンクリート造4階が建つところを、木造の賃貸建物を
3棟計画したということです。
その理由は、確かに鉄筋の方が賃料の総額は多いのですが
工事費に対する年間賃料の割合、投資利回りは木造の方が良いので
30年間の収支を計算すると、木造の借入期間を15年で設定した場合
19年目からは木造の剰余金の合計が鉄筋を逆転するからです。
もう一つの試みは完成したあとの入居者との交流会です。
1度目は昨年3月に行いブログにも書きましたがたいへん有意義で
このときの入居者からの意見のいくつかは、その後の当社の
標準の設計仕様に反映されました。
また特筆することは初めて懇親会で顔を会わせた皆さんが
本当に打ち溶け合って、最後はまるで同窓会を開いているように
見えるほど、お互いが楽しんで交流が深まったことです。
私たちはこれに味を占めて?ノース棟が完成した昨年11月に
2回目を行い、先週末に1年ぶりに3回目を今度は現地での開催を
計画しました。(それまでの2回は当社会議室で開催)
青空の下なので天候が心配されましたが、当日は暑くも寒くもない
絶好の日和となって、地元でコーヒーを販売されている結城屋さんの
ご協力も得て、素晴しく快適なひと時を過ごすことができました。
入居者同士が共用スペースで和気あいあいと懇談しているのを
見るのは、大家として冥利に尽きるというものです。
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