- 2010年10月15日 08:38
アメリカからのGSEのメンバー6人が来日して
今日でちょうど二週間が経とうとしています。
自分の職業が他国ではどのように実施されているかを体験し
またその地域の代表的な企業を訪問するのが研修の中心で
その間に日本文化の体験も盛り込まれます。
先週は神奈川県の唯一の相撲部屋である春日山部屋を訪問。
激しい朝稽古を見学したあと、ちゃんこ鍋までご馳走になり
親方からから鶏肉をよく食べるのは「鳥は二本足で立っていて
手を土につけることがないからだ」と教えてもらいました。
また祝日の11日には日本民家園を訪れました。
ここにある旧原家住宅は当社の創業者、市川重太郎の伯父が棟梁で
明治末期に建設され、重太郎も工事に従事していました。
それを再び当社で解体し平成3年にここに移築したものです。
緑深い丘陵に点在する30棟の古民家の約3分の1は当社で復元し
その中でも一番奥の「船越の舞台」は和歌山にあった歌舞伎小屋を
移築したもので、この工事のあと創業者がNHKの朝の番組で
紹介されたことを思い出しました。
12日には富士通の川崎工場を見学。
ここは富士通の本社で「工場」といっても全て研究施設で
その中のテクノロジーホールに行って,開発当初の巨大な
自動計算機から開発中の最新のスーパーコンピュータまで
係りの説明を受け興味深く見学していました。
その日の午後はサントリーの商品開発センターへ。
ここはかつてビール等の製造工場でしたが今はやはり
研究開発の拠点なっていて、広大な敷地に建つモダンな
2階建の低層建物は環境への配慮と企業の余裕を感じさせます。
この日の最後は地元の学習塾「内藤アカデミー」を訪問。
まず教室で子供たちがメンバー各々の似顔絵を書いたあと
講堂で歌や踊りが披露され、訪問メンバーにもリクエストがあり
即興でいくつかのパフォーマンスを行い会場は大変盛り上って
子供たちとの交流は大成功でした。