- 2010年9月 8日 16:55
「早起きは三文の得」ではありませんが、私はいま3つの
早朝行われる会合に参加をしています。先週参加したのが
3ヶ月に一度赤坂プリンスの旧館(写真下)で行われる「泉進会」で
小泉進次郎議員のモーニングセミナーです。
明日の朝は7時半から川崎中原ロータリークラブの例会があり
こちらは月1回、第2木曜日の朝、小杉のホテルで行われます。
明後日は、6時半から鹿島田で毎週金曜日に行われている
「倫理法人会」のモーニングセミナーで、ここが一番早く
幹事は6時5分からの役員朝礼に出席しなければなりません。
さて先週は「泉進会」の会場に着いたのが7時半過ぎで
来た順に朝食を取り始めます(写真参照)。会費は20,000円で
200人近い参加者が集まるので、一回でそこそこの浄財が残るでしょう。
8時からのセミナーの講師はモルガン・スタンレー証券の部長の
ロバート・フェルドマン氏で大変流暢な日本語で、この円高について
今年初めに「年末には1ドル110円になってもおかしくない」
という自分の予想が全くはずれたところから話が始まりました。
DGPの伸び率予測は世界全体で4.7%だが、中国の10%、インドの
8.5%に比べ、アメリカ3.1%、日本は2.9%と成長格差が大きいこと
また先進国で心配なのは景気の「二番底」であり、日本も外需だのみで
まだ国内消費は弱いとのことで、景気の本格回復は先のようです。
最後に登場した小泉議員は、参議院選挙では16都府県で43回も
街頭で応援演説を行い、終了後は盆踊りなどの地元の催しに80回以上
顔を出したそうです。
「国会議員はそんなことより国政の勉強を」という考えもあると思うが
いま“政治への信頼がない”から“勉強”よりも政治家を身近に肌で感じたい
という国民が多いので地元回りは続けたい、とも発言しました。
私はこれは政治の信頼の問題ではなく、国民が政治を自分の問題として
真剣に考えてないので、議員を呼ぶのは専ら盆踊りと冠婚葬祭くらいで
それに対応できる人が議員になり、その結果毎年総理大臣が代わるような
国になっているのだと思います。
(社長)