- 2010年5月 7日 19:44
大型連休は東京散歩に限ります。
まず3月13日に開業した横須賀線の武蔵小杉駅から
初めて電車に乗って東京駅へ。所要時間は17分
本当に便利になったものです
ただ南武線の小杉駅からは公称で横須賀線ホームまで8分
私の足で6分かかりました。また上りの電車の本数は
昼間の時間帯で1時間に6本で、その内の2本は
成田エクスプレスなので、平均15分に1本というところです。
成田空港までは77分。今までは電車だと少なくとも
3回乗り換えたのが、小杉駅から空港まで直通というのは
感覚としてまだピンと来ない感じです。
東京駅は1914年に完成し、1945年空襲のため破壊されて
その後改修された形のまま使われていましたが
現在開業当時の姿へ戻す改修工事が大規模に行なわれています。
丸の内は江戸城ができる前は東京湾の一部の入江だったそうで
それが埋め立てられて大名屋敷などができて、明治維新後は
岩崎弥太郎に売却され、そこには三菱グループの赤煉瓦の建物が
次々にできて「一丁ロンドン」と呼ばれました。
その先駈けはイギリス人建築家のコンドルが設計して
1894年にできた三菱一号館です。この建物は1968年に
解体されたのですが、昨年忠実に再建築されて
「三菱一号館美術館」として先月オープンしました。
外壁に使用した煉瓦は特別に焼かせたそうですが
どんなに似せても新築には変わりはなく、寸分違わない建物を
建築しても私にはそこに価値を見出すことはできません。
まるまる復元するくらいならどうして解体したのでしょうか?
美術館と高層ビルのあいだは庭園が整備され、オープンカフェが
設けられてちょっとした都会のオアシス空間になっています。
表通りにブランドショップ、少し入ると洒落たレストラン
これが今どきの「丸の内界隈」です。
(社長)