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泉進会

  • 2010年4月 8日 16:37

昨年小泉前首相が引退し、次男の進次郎氏が衆議院に当選
このたび「泉進会」という新たなモーニングセミナーが始まり
今朝その第1回目が開催されました。父親のときには
100人位だった参加者が軽く2倍を超えています。

まず経済評論家の田中直毅氏の講演があり
中国の近代化が進み、日本を追い抜くほどになった今、日本は
逆に「脱近代化」つまりポストモダンの時代に入っていること。

IT革命により「競技はフラットなフィールドに移行した」
(インドのIT企業、インフォシスのニレカニ氏の言葉)ので
いま企業は国境や人種に関係のない競争の場にさらされ
それに耐えられるところのみ生き残れる、など
グローバルな視野からの企業経営の革新を力説しました。

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          会場のグランドプリンスホテル赤坂


その後に進次郎氏が登場、10分ほどスピーチを行いました。
話はアメリカのシンクタンクにいたときに、田中氏の講演にあった
インドのインフォシスを訪問したことがあり、その素晴しい環境と
外側にあるスラム街のギャップに驚いたことから始まり
日本もかつては発展目覚しいインドのように
掲げた目標を達成できなかったことはなかったこと。

自分にはまだ日本のポストモダンのビジョンを示す知識はないが
皆から意見を寄せていただき、これを実現させたいということ。
社会保障、環境保持、安全保障の3つが国の関与すべき分野で
それ以外は基本的に地方に権限を委ねていきたいこと。

またケネディの「国があなたに何をしてくれるかではなく
あなたが国に何をできるかを考えて欲しい」という言葉を引き
これこそ自民党がもつべき精神だと思うということ。

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最後に今の小泉事務所に父親のスタッフで残ったのは一人で
28歳の新人を支えるには経験不足だが共に成長していき
いずれ彼らにきちんと待遇をしてやりたいこと・・・。

これらをよく通る声と堂々とした態度と分かり易い表現で話しました。
私は20代でこれほど人を引きつけるスピーチができる人を知りません。
彼についての予備知識は全く無かったのですが、今日初めて接して
日本が今求めているのは「このようなタイプ」の政治家だと
強く感じました。

(社長)

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