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職業講話

  • 2010年3月16日 17:25

中原街道を東京方面に向かい
東横線と交差する少し手前を左に入ると
住宅街の真ん中に川崎市立中原中学校があります。

この学校から私の所属するロータリークラブへ
生徒に職業の話をしてほしいとの要望があり
昨日私を含めて職種の違う4人で学校を訪問しました。


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話す対象は中学1年生で時間は一人30分です。
これは中学3年間を通してのキャリア教育の一環で
2年生は近隣での職場体験学習をすでに実施していて
その前段として職業観を養うことが目的とのことです。

私はまず黒板に当社のシンボルマークをチョークで書いて
「これを見たことのある人は?」と聞いて見ると
2,3人の生徒の手が上がりました。知名度はまあまあかな?


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それから当社の沿革、仕事の内容の変遷を説明しました。
大正9年の創業で今年ちょうど90年になること
創業者は宮大工だったが戦後、公共事業が中心になり
今は地主さんに不動産管理も含めた提案をしていること。

そして一つの提案をするには営業、設計、工事、不動産など
複数の部署の人が係わって初めてそれが完成すること。
一番大切なのは、それかかる費用をどこから調達するのか?
また、どういう条件なら借金をしても大丈夫なのか?


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賃貸物件の管理についてこんな質問をしました。
「1ヶ月100万円の賃料を、自分で管理して全額受け取るのと
90万円で当社が一括で借上げるのと皆さんが大家ならどっちを選ぶか?」
答えは意外で8割くらいの生徒が一括借上げの方に手を挙げました。

最後に、地域で長い間仕事をする場合は100-1=99ではなく「0」
になってしまう、つまり1つの失敗がすべての信用を失うことを
例を挙げて説明しましたが、分かってくれたでしょうか?
後ほど来る生徒からのアンケートが楽しみです。

(社長)

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