- 2010年2月15日 17:25
友人に誘われ昨日「河津桜」を見に行ってきました。
温暖な気候の伊豆では桜前線より一足早く
さまざまな桜がこの時期から咲き始めます。
その中でも特に河津桜と呼ばれているものは
昭和30年頃に地元の人が偶然発見した早咲きの桜の苗を
現在の場所に植えたものがその始まりで(写真上)
昭和49年に河津桜と正式に命名されたそうです。
例年だと1月下旬につぼみを付け始め
2月上旬より花が開き、それから約1ヶ月という
長い期間ピンク色の花が咲き続けるのが特徴です。
川べりの桜並木は伊豆急の河津駅から
天城方面に向かって約3.5kmも続いていて
お花見のウォーキングコースとなっています。
先週末は雪も散らつくあいにくの天気で
見ごろは多分1週間後くらいの感じでしたが
それでも桜は3分から7分咲きで、お花見の目的は
何とか達成できました。
行き帰りの道路の混雑には閉口しましたが
それにしても人出の多いことにはビックリ!
学校のグランドを始め、約50ヶ所の駐車場があっても
昼過ぎにはほぼ満車のようでした。
河津町は北側が天城山、南側が下田市に接して
海辺も今井浜などの海水浴場に恵まれています。
川端康成の「伊豆の踊子」の舞台になったのも河津で
「ミス伊豆の踊子」はともかく、この小説にゆかりのある宿や
文学碑が湯ガ野温泉まで行くと見られるようです。
今度来るときは「天城越え」をして湯ヶ島、修善寺まで
足を延ばしたいと思いました。
(社長)