- 2010年1月13日 18:19
先週、当社が加盟している不動産チェーン「ERA」の
新春トップセミナーがありました。
場所はJR目黒駅から坂をおりた所にある雅叙園です。
「ERA」は今、住宅建材メーカーのトステムや
タイル・衛生陶器メーカーのINAXなど50社で統合された
「住生活グループ」の子会社になっています。
はじめに安藤社長より、昨年から今年にかけての
グループ企業の動きの説明がありました。
「住生活グループ」は昨年7月に「新日軽」の全株を取得し
12月には「サンウェーブ工業」を完全子会社化したとのこと。
その結果、木造アルミサッシ関連の国内シェアは50%
住宅用キッチンのシェアは29%と業界トップになった
ということを聞いて驚きました。
知らない間にERAを含むグループがその領域を拡大していたのです。
次に東京カンテイの講師による2010年の
不動産市場の見通しについての話がありました。
首都圏の住宅地価は2003年から緩やかに上がり続け
特に東京23区では2007年には03年比で45%も上昇して
ミニバブルの様相を呈していましたが
昨年は2005年のレベルまで下がっています。
川崎市ではこの間約15%上昇し、昨年は2006年のレベルまで
下がりましたが、講師は今年5月頃が地価の底ではないかと
予測していました。
また首都圏のマンションの立地アンケートでは
駅から徒歩10分以内のものを買いたいという人が80%で
郊外エリアはますます不利になるだろうとのこと。
これは賃貸マンションでも同様の傾向なので
当社でも今後の賃貸物件の企画には十分注意が必要です。
(社長)