- 2009年12月22日 21:16
今月、3回足を運んだコンサートについて紹介します。
まず8日は六本木のSTB139(スイートベイジル)行なわれた
「小林明子コンサート」です。『恋におちて』で有名な小林さんは
家内の大学の同級生で、現在はロンドン在住ですが、最近
年末に日本でコンサートを開くことが多くなっています。
この日はハープをバックに自身の曲のほかカーペンターズや
クリスマスソングなどを聞かせてくれました。
その週末帰国の前日に、来日しているご主人のデイビット氏も一緒に
私たちと食事をして旧交を温めました。
次は12日のバッハ・コレギウム・ジャパンによる
ヘンデルのオラトリオ「メサイヤ」。この曲では短い
「ハレルヤコーラス」だけがいやに有名になっていますが
約3時間の演奏が全く長く感じないほど私は好きな宗教曲の1つです。
オルガンを弾いている知人の今井奈緒子さんを含む
小編成のオーケストラに18人の合唱と5人のソリストが加わり
1階の8列目という今までで一番良い席?のせいか
ソプラノが朗々と歌うと歌声がホール全体に響きわたり
人間の声の素晴しさに恍惚としてしまいました。
20日は東京オペラシティの小ホールで行なわれた
「森 正ピアノリサイタル」です。東京に住まいのある森さんは
徳島の大学で教鞭を取っていながら
定期的に都内と徳島でリサイタルを開いています。
この日はバッハのパルティータにベートーヴェンとリストの
ピアノソナタという、フルコースにステーキが2枚付いているような
メニューで、2曲目のベートーヴェンの第18番のソナタが
軽かで爽やかな感じに聞こえました。
12月はいつも慌ただしく過ぎてしまいますが
常に音楽会に行くぐらいの余裕は持っていたいものです。
(社長)