- 2009年10月20日 19:34
ブラジルからのGSEチームの担当が
今日のお昼で川崎から横浜のロータリークラブに
引き継がれました。
川崎地区が担当の1週間を無事終了することができ
ホッとするとともに、振り返って見ると多少の苦労はありますが
なかなか楽しいものでもありました。
苦労というのは、その期間の来日メンバー5人の
ホームステイ先を決めることと
企業等の訪問先、研修先を決めることです。
決ってしまえば当日の案内は会社の人がやってくれますので
多少視察を楽しむ余裕もできます。
先週はJFEスチールを訪問、溶鋼を圧延して
厚さ25cm長さ50mの厚板を作る過程を始めて見学しましたが
雷鳴のような凄まじい音響で、直径1.2mの数十本のローラーの上を
50mの厚鋼板が移動するさまに度肝を抜かれ
世界第5位の製鉄所のダイナミズムに感動しました。
川崎にはエレクトロニクスの大手企業がたくさんあり
今回も富士通、東芝ほかを訪問しましたが
一方、昨日訪れた東京電力の火力発電所(写真上)など
市内には世界に誇れるような重厚長大型の企業が存在していることを
今回メンバーに同行してあらためて認識させられました。
企業訪問の合間を縫って日本文化に触れる体験も好評で
生け花は、中原の小川慶一さんの教室に行って
一流の作品の創作を見るだけではなく、自らチャレンジもしてもらいました。
あるメンバーに、「来る前に考えていた日本と、実際来日してみて
何が一番違っていたか」と質問をしたところ、返ってきたのは
「日本人は冷たい印象があり、ホームステイも実は心配していたが
来てみるとみんなが素晴しく親切で、そこが想像と違った」という意外な答で
うれしい反面、国際交流をもっと広げていく必要性を実感しました。
(社長)
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