- 2009年9月27日 18:12
先日、購読している住宅雑誌の「グリーンカフェ特集」で
世田谷区岡本の高級住宅街のど真ん中にあるお店が
紹介されていたので、散歩がてら行って来ました。
二子玉川で電車を降り、玉川高島屋の裏通りを
西の方へ向かうと、歩行者専用にしてはちょっと
広すぎる道路に出ました。
街の案内図を見ると「砧線跡地歩行者自転車道」とあり
これは東急の廃線になった電車の線路を道路にした
もとだと分かり、合点がいきました。
さらに進むと林の中にかなり高級なマンション群が
出現しました。本当に「林の中に」という形容が
オーバーでないほど、周囲は大きな樹木に覆われ
都内でこれほど緑に囲まれたマンションを見たことがありません。
しかもここだけでなく、その先にも同様な
高い樹木に囲まれた数棟の共同住宅が建っていました。
世田谷の岡本を歩いたのははじめてですが
他の高級住宅地とは明らかに違うものがあります。
そこを通り抜け、レンガを外壁に貼り巡らせた
仲代達也氏の無名塾(写真上)を左側に見ると間もなく
閑静な住宅街のなかに溶け込んで緑に囲まれた
「ニシアン・カフェ」に到着しました。
ここには店主特製の手打ちそばがメニューにあり
遅い休日の昼食をそれを取って済ませました。
店内にはオープンテラスからそよぐ風とともに
何ともいえないゆったりした空気が流れています。
今、街の喫茶店は次々と姿を消し、コーヒーを飲むときは
チェーン店を探すしかありません。人のぬくもりが感じられる
このようなお店をこれからも探索していきたいと思います。
(社長)