- 2009年7月17日 20:35
南武線の溝口駅の南口を出て
洗足学園方向に暫く歩いていくと
洗足の向かいの小高い丘にスペイン瓦葺の店舗や
それを見下ろす瀟洒な建物が2棟見えてきます。
そこは「フィオーレの森」という
元々この辺を所有している三富さんという方が
運営している商業施設とマンションです。
2頭のライオンの石像を見ながらゲートを通ると
右手にカジュアルなフレンチレストランがあります。
そして中庭越しに正面に見えるのがフォーマルな
イタリアンレストランです。
先日ここで私の父の米寿のお祝いを行ないました。
この界隈で雰囲気の良くてちょっとしたパーティができる
飲食施設は「フィオーレの森」以外にあまりなく
最近ここを利用する回数が増えてきています。
よほど評判がいいとみえて
日曜日はほとんど結婚式のパーティで貸切で
予約がなかなか取れない状態です。
そして店舗以上に特徴があるのは
「パレス・ド・レオナール」という建物です。
エントランスを入るとギリシャ彫刻のニケ像に先ず驚きます。
(3000年前のもの?本物ならいくらするのでしょうか)
ホールの床は茶系の代理石貼り、堅木を使った
幅木やドア枠、織り上げ天井のシャンデリアなど
まるで19世紀のヨーロッパの邸宅をそのまま移設したような
格調の高い建物でこの辺では見たことがない仕様です。
この1階には「星のサロン」というしゃれたティールームまであり
私は個人の行なう「土地の有効活用」で、ここまで住宅も店舗も
洗練され、一つのコンセプトが貫かれている例をほかに知りません。
(社長)