- 2009年6月 8日 14:57
先日、お客さまのお見舞いに
鎌倉まで行ってきました。
鎌倉へ車で行くのは久しぶりでした。
高速道路を朝比奈インターで降りると
鎌倉霊園の坂を下ったあたりから新緑を背景に
老人ホームらしき建物や、しゃれたマンションなど
新しい建築物がチラホラ目に付きました。
古都、鎌倉でさえも、5,6年の歳月が
沿道の風景を少しずつ変えていました。
全国の新築の着工件数は毎年減少していて
現在ではピークの6割くらいのはずですが
この地域はまだそれほど減ってはいないのでしょう。
病院を出てから段蔓(参道:写真上)を鶴岡八幡宮まで進み
右に折れると「萩寺」と親しまれている宝戒寺があります。
当社では10年位前にお寺の南側にある所有地約300坪を
5区画に分けた借地権付分譲住宅を販売したことがあり
久しぶりに現地を訪ねてみました。
きっかけはその数年前にやはり鎌倉の
杉本寺の庫裏の建築を施工したことで
ご住職同士が親子という関係の宝戒寺の土地の
借地権の活用としての分譲を依頼されたのでした。
昭和47年にできた当社の不動産部は
戸建やマンションの分譲事業からスタートしましたが
この話が出た頃には賃貸仲介・管理業務が中心になっており
分譲からは遠ざかっていました。
場所は鎌倉、そして借地権分譲はもちろん初めて。
今考えると「賭け」だったような気もしますが
販売はほぼ計画通りに完了して、胸をなでおろしました。
これが結果として当社のターニングポイントとなり
賃貸建物の不動産管理がさらに推進され現在に至っています。
(社長)