- 2009年3月27日 20:15
当社で施工していた「つくし保育園」が完成し
昨日その内覧会がありました。
元々、川崎市営の保育園だったものを
今回民営化されて「川崎市社会福祉事業団」が
保育業務を受託して、建物も改築されて
この度開園の運びとなりました。
阿部川崎市長が来賓として駆けつけ
「川崎は毎年人口が2万人増加している。
この施設は民間開放として32番目で
今後も市として子育て支援を強化していきたい」
という祝辞がありました。
この民営化で園児も90人から120人に増え
公営では出来なかった0歳児保育や
緊急時の一時保育が可能になるとのこと。
昭和60年に設立されたこの事業団は
これまでに保育園以外にも特別養護老人ホームや
グループホーム、身体障害者などの施設を
運営している社会福祉法人です。
市長の言うとおり保育園の整備に市は力を入れていますが
それでも市内には希望しても入園できない待機児童が
まだ数百人いると言われています。
以前OECD加盟30カ国を対象とした女性就業率の調査があり
25~54才での日本の就業率は男子が93%に対して
女子は67%とトルコ、メキシコなどに続いて
下から7番目の低さだったそうです。
人口が既に減少に転じている日本の中で
女性の労働力はたいへん貴重で、就業率向上のためにも
今後さらなる保育施設の拡充が望まれます。