- 2009年2月28日 13:19
当社の不動産部で管理している建物の
清掃を依頼している先に「アシスト・ワーク」
というNPO法人があります。
高津養護学校が中心となり清掃会社の協力を得て
知的障害がある子供たちの就労の場として
地域作業所「アシスト・ワーク神木」を
2000年に立上げたのがスタートです。
たまたまその運営委員長を私の知人が務めていて
その人の紹介で当社が管理している建物の清掃を
翌年よりお願いするようになりました。
当社の不動産管理物件が増えるのに比例して
依頼物件も増加、現在当社の関係で約40棟の
建物の清掃を委託し、当初8名でスタートした
メンバーは26名までになりました。
清掃以外にも、都内のクリ―ニング店の協力で
牛丼の「吉野家」から受けて洗濯したポロシャツを
1日約1,000枚たたむという作業などがあります。
仕事が増えるに従い、一ヶ月の一人当たりの賃金も
最初は1万円位だったのが今では3万円ほどになり
市内の同様の施設の中では高い方だそうです。
またこの4月には新たに4人が加わるので
送迎に使う車両を1台増やす必要が出てきました。
月々の職員の給与等は国からの補助で賄いますが
車の購入費用までは出ないため
関係先からの寄付に頼らざるを得ない状況です。
知的障害を持たれている方がこのような形で就労して
多少でも賃金を得て地域の中で自立した生活を送れるよう
援助を続けているこのNPOに、当社も何らかの形で
応援し、協力していきたいと思います。
(社長)