- 2008年8月 2日 17:28
今日、当社主催で近所の子どもたちを対象とした
夏休みの工作教室が開催されました。
これは平成12年から継続している
ささやかな地域に対するお礼の催しです。
作るものは、木工工作やタイルを使ったモザイクレリーフなど
あらかじめ3つのメニューを用意していて
事前に申し込みをしてもらいます。
猛暑にもかかわらず、今回は朝9時には
55組、100名以上の皆さんが当社の倉庫に
集まりました。
原則保護者の同伴をお願いしていますが
母親だけではなく、父親の姿もチラホラ見え
釘の打ち方やノコギリの使い方を自ら手本を見せて
普段仕事にかまけて不足気味の家族サービスの挽回に?
汗だくになっている姿はほほえましいかぎりでした。
当社の社員も多少お手伝いをするのですが
あまり上手すぎても、夏休みの宿題としてどうなのかな
と思わないでもありません。
でも親が手伝いをしてかなり立派なものを提出する児童は結構多くいて
上手すぎて恥ずかしい、どころではないそうなので
このくらいでちょうどいいのでしょうか?
そういう私も、思い出してみれば小学校のときに
父親に手伝ってもらい、というかほとんど作ってもらった
建物の模型のようなものを出したことがありました。
さらに中学校の時には、英語の手紙の宿題を
通訳をしている知人のお父さんに書いてもらったり
志賀直哉の感想文の宿題は、国語の先生をしていた叔父に頼んで
それは立派なものができ、二重丸で返って来たり・・・
「夏休みの宿題」という言葉は
セミの鳴き声や扇風機の涼風といった夏の風物詩と一緒に
遠い昔の、何となく切ないような感情をよみがえらせてくれる響きがあり
かつて自分も子どもだったときのことを
今日はなつかしく思い出しました。
(社長)