- 2008年7月21日 16:33
当社が加盟している「ERA」の
年一度の全国大会に参加するため
金沢を訪れました。
「ERA」は「センチュリー21」などと同じように
もともとアメリカが発祥の地である
世界的な不動産フランチャイズチェーンです。
大会は年間の優秀店や個人を表彰する全体総会のあと
加盟店の成功事例を発表する分科会が行われました。
全国ナンバーワンの優秀者ともなると
一人で当社の一年分に相当するような
耳を疑うような数字の手数料を稼ぎます。
これは一人の活動を事務スタッフが支えるという
組織の力ももちろんあるのですが
業務の基本的なこと、いいと思ったことを愚直に実行し続ける
その結果以外の何ものでもないということが
分科会の事例発表を聞いて分かりました。
「凡事徹底」という言葉がありますが
当たり前のことを当たり前にし続けること
やさしいようで、これが一番むずかしいのです。
たとえば賃貸部門の優秀者は、来店したお客様から
金額的なことや立地条件ばかりではなく
引越しの動機や趣味までさりげなく聞き出します。
それにより、希望に近い物件の紹介のみならず
住んだあとの生活が想像できるような
暮らしの情報を提供します。
例えば、サイクリングが好きなことが分かれば
「ここは多摩川が近いので休日には趣味を堪能できます」
というふうに・・・
もちろん物件自体のことも必ず事前に下見を行ない
多くの情報を提供できるのでお客様から信頼され
それが高い成約率、契約件数に結びつきます。
フランチャイズは
そこに加盟する会社がどれだけ積極的に
本部の持つノウハウを吸収しようとするか
その一点が成功するか否かの鍵だと思います。
たいへん収穫の多い2日間でした。
(社長)